1,800円以上の注文で送料無料

EUの知識 第15版 日経文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 新書

EUの知識 第15版 日経文庫

藤井良広【著】

追加する に追加する

EUの知識 第15版 日経文庫

定価 ¥1,012

79 定価より933円(92%)おトク

獲得ポイント0P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

11/26(火)~12/1(日)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2010/07/17
JAN 9784532112240

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

11/26(火)~12/1(日)

EUの知識 第15版

¥79

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2012/01/24

▼欧州統合のモーメントは今日から遡ること百数十年、第一次大戦の終結時には起こっていた。西(アメリカ)からの経済的脅威、あるいは東(ロシア)からの政治的脅威が、彼らの危機意識を高めていたのである。しかしながら、「誰が主導権を握るのか」という一点についての了解が得られないまま、欧州は...

▼欧州統合のモーメントは今日から遡ること百数十年、第一次大戦の終結時には起こっていた。西(アメリカ)からの経済的脅威、あるいは東(ロシア)からの政治的脅威が、彼らの危機意識を高めていたのである。しかしながら、「誰が主導権を握るのか」という一点についての了解が得られないまま、欧州は再び戦争の時代へと突入していくこととなるのであった。 ▼そう言った意味では、二度と戦争を繰り返さない、そのために(地域)経済の立て直しが必要である――と、第二次大戦後、地域機構の構想が具現化されていったことは「ケガの光明」であったと言えるのかもしれない。だが、その流れを止めずに推進していくことは、並大抵の努力とちっぽけな理想では成し遂げられることはなかっただろう。 ▼現在のEU[欧州連合]の出発点は独仏間の石炭鉄鋼共同体[ECSC]である。理念高き「欧州共同体」も経済分野から始まったのだ。そしてその《始まり》は、機能分野の深化が政治分野にまでスピル・オーバーした現在でさえも、なお、取り組むべき課題の中心で在り続けている。 ▼従来の国家主権の前提に立った現実利益の認識に対して、ローマ法以来の「団結」という理念、社会意識は、新たな国益を定義することができるのだろうか。ギリシャ危機以後、悲観論の強くなるEUを、見誤らずに展望する――そんな時にこそ、本書はコンパクトな参考書として有益であると思う。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品