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「希望」という名の船にのって
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ゴブリン書房 |
発売年月日 | 2010/07/01 |
JAN | 9784902257205 |
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「希望」という名の船にのって
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商品レビュー
4
10件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
何が一番「SF的」かというと、物語の舞台である希望号が置かれている状況が、当初、思っていた(説明されてきた)ものと違い、どういうものであるのか、その「どんでん返し」する発想の部分だった気がする。 「宇宙」だけがSFの舞台じゃないんだよな(^^)! 子どもたちが一生懸命で、前向きで、希望を目指そうとする姿を楽しく読んだ。
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(放送原稿より) 地球に正体不明の病原体が広まり、人類は絶滅の危機におちいっていた。 病原体から逃れるべく、「新しい地球」を目指し、いつ終わりを迎えるかわからない旅に出発した人々がいた。 その船の名前は「希望」。 主人公のヒロシは、地球のことを知らない「船生まれ」の子ども。12歳。 ヒロシは、空や海、それから乗組員以外の人間や生き物を見たことがなかった。 午前中は教室で勉強し、午後は他の子どもたちと船内の農場で食糧となる作物を育てる日々。 自給自足のシステムが整った船内では、それがあたり前の日常だった。 だがある日、立入禁止の部屋の窓から見たものは、ヒロシがそれまで考えもしなかった、驚くべき光景だった。 私は、このあらすじが気になって、読み始めたんですが、まあ、ほんとに天と地がひっくりかえって しまうくらいの驚きで、さらにこの本のすごいところは、びっくりだけでなく、 そのしかけが、ドキドキハラハラしながら最後まで読ませてしまうところです。 そして、この本を誰かに薦めてこのびっくりを共有したくなります。なったので、今回紹介しました。
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小学校4年生〜 読みやすく、バランスが良く、はらはらさせられる展開だが残酷な描写は無い。 周りの大人も私利私欲に走る者がおらず、子どもたちを見守ってくれ、安心して読み進められる。 それは非現実的で、八方美人な設定かもしれないが、子どもの周りの大人たちとはそうあってほしいのが理想と...
小学校4年生〜 読みやすく、バランスが良く、はらはらさせられる展開だが残酷な描写は無い。 周りの大人も私利私欲に走る者がおらず、子どもたちを見守ってくれ、安心して読み進められる。 それは非現実的で、八方美人な設定かもしれないが、子どもの周りの大人たちとはそうあってほしいのが理想というものだろう。 恐ろしい困難以外に余計な「敵」が増えないというのは筋道もすっきりしていて好印象。 学校図書館に置いておくに理想的かつ、多くの子に勧めやすい良作。 授業中のブックトークにも使いやすく、先生方にも好評である。また一部の教科書にも、推奨本として掲載されている。 私のブックトークでは「希望」が本当はどこにいるのかを、主人公のヒロシが知ってしまうところまで明かしておく。最近の子たちはその危機的状況がすぐさま理解できるようで、驚く様子が楽しい。 そして食糧難が起こり、老朽化も進み、残された時間が容赦なく無くなっていく中、果たしてどうやって帰還するのか、帰還しても地球は無事なのか……という形で終わらせる。 主に男の子たちに人気がある作品。
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