雲のはしご 物語の王国Ⅱ1

梨屋アリエ【作】, くまあやこ【絵】

• 販売会社／発売会社: 岩崎書店
• 発売年月日: 2010/07/30
• JAN: 9784265057818

商品レビュー

2022/02/22

小学３・４年生くらいに読んだ本。読書感想文の自由課題にした覚えがあります。
どんな本だったかもう忘れちゃったけど…いいお話だったな、っていうのは覚えています。
梨屋アリエさんは結構好きです。

2017/08/01

小学5年生の女の子の二人の話
親友、心友と呼ぶ二人

上手く行かなくなってしまう時
距離を置いてしまう二人
いつも二人一緒から、友達の輪を広げて行く事が出来たり
下級生の女の子の雲梯の端から端までの達成するまで見守ってたり

私、小学生の頃、こんな大人じゃなかったなあと
思いながら読んでました

2016/12/13

小学五年生の2人の女の子が主人公。
タイプは違うけどお互いに大好き！と言い合える《心友》だった実月と優有。でも家の都合で中学受験をやめることになった優有はそのことを実月に告げられない。そのうちに2人の間がどんどんギクシャクして…。
2人の心情がよく語られていて、ささやかで静かででも着実に成長していく子どもたちに、しみじみしたりほっこりしたり。
大人であり親でもある目で見ると、どの子もそれぞれに幼い。11歳なのだ。でもどの子もいろんな感情と考えをもっていて、それがうまく表現できなかったり伝えられなかったりで悩んでいる。
子どもは、まだ子どもだから自分で好きなようにする訳にはいかないことを小学五年生にもなれば理解できるし、いまは一緒にいる友達もいずれは違う道に行くだろうことも薄々分かっている。
これ小学5年生が読んだらどんな感想なんだろうか。
幼いながらも思春期の入り口に立った子どもたちの心の揺れが楽しかった。