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「白紙召集」で散る 軍属たちのガダルカナル戦記
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/07/23 |
JAN | 9784103261216 |
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「白紙召集」で散る
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1件のお客様レビュー
とても興味深く読ませて貰ひました。 ガタルカナル島の戦ひで今まで殆ど注目されてゐなかった飛行場設営に関はった軍属にスポットライトをあててのノンフィクションでありました。抑々、私はガタルカナル島の戦ひのアウトラインも十分理解できてゐない者として、一からガタルカナル島の戦ひの輪...
とても興味深く読ませて貰ひました。 ガタルカナル島の戦ひで今まで殆ど注目されてゐなかった飛行場設営に関はった軍属にスポットライトをあててのノンフィクションでありました。抑々、私はガタルカナル島の戦ひのアウトラインも十分理解できてゐない者として、一からガタルカナル島の戦ひの輪郭を丁寧に教へていただいたやうであり、とても有難い限りでした。 笹氏は、所謂戦記玄人ライターとは異なり、戦後世代として戦争を瞠(みつ)め直さうといふ在り方のライターで、かみしめかみしめ反芻するやうに書き進める姿勢に大いに共感するものがありました。 ガタルカナル島の敗戦が戦後日本につながってゐるといふ指摘は、確かに頷かされました。通読して思ったのは、ガタルカナル島の戦ひが日本軍の無様な敗戦の歴史だったとは言へ、史実を客観的に追ってゐる中で、日本軍は異常な対応をし続けてゐただけでなく、それなりの奮闘と努力を積み重ねて戦ってゐたといふ事実があったといふ事でした。それは、私にとっては新しい発見でさへありました。 昭和十七年の夏から十八年の初頭の僅か半年の年月が日本にとって意味ある壮大な戦ひが軍人、軍属を問はず担はれてゐた現実をしっかと意識する事ができたひとときでありました。 (千葉県在住 40代 男性)
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