- 新品
- 書籍
- 書籍
「白紙召集」で散る 軍属たちのガダルカナル戦記
1,760円
獲得ポイント16P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/07/23 |
JAN | 9784103261216 |
- 書籍
- 書籍
「白紙召集」で散る
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
「白紙召集」で散る
¥1,760
在庫なし
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
とても興味深く読ませて貰ひました。 ガタルカナル島の戦ひで今まで殆ど注目されてゐなかった飛行場設営に関はった軍属にスポットライトをあててのノンフィクションでありました。抑々、私はガタルカナル島の戦ひのアウトラインも十分理解できてゐない者として、一からガタルカナル島の戦ひの輪...
とても興味深く読ませて貰ひました。 ガタルカナル島の戦ひで今まで殆ど注目されてゐなかった飛行場設営に関はった軍属にスポットライトをあててのノンフィクションでありました。抑々、私はガタルカナル島の戦ひのアウトラインも十分理解できてゐない者として、一からガタルカナル島の戦ひの輪郭を丁寧に教へていただいたやうであり、とても有難い限りでした。 笹氏は、所謂戦記玄人ライターとは異なり、戦後世代として戦争を瞠(みつ)め直さうといふ在り方のライターで、かみしめかみしめ反芻するやうに書き進める姿勢に大いに共感するものがありました。 ガタルカナル島の敗戦が戦後日本につながってゐるといふ指摘は、確かに頷かされました。通読して思ったのは、ガタルカナル島の戦ひが日本軍の無様な敗戦の歴史だったとは言へ、史実を客観的に追ってゐる中で、日本軍は異常な対応をし続けてゐただけでなく、それなりの奮闘と努力を積み重ねて戦ってゐたといふ事実があったといふ事でした。それは、私にとっては新しい発見でさへありました。 昭和十七年の夏から十八年の初頭の僅か半年の年月が日本にとって意味ある壮大な戦ひが軍人、軍属を問はず担はれてゐた現実をしっかと意識する事ができたひとときでありました。 (千葉県在住 40代 男性)
Posted by