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弁証法はどういう科学か 講談社現代新書
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弁証法はどういう科学か 講談社現代新書

三浦つとむ(著者)

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弁証法はどういう科学か 講談社現代新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1985/01/01
JAN 9784061155596

弁証法はどういう科学か

¥330

商品レビュー

3.5

14件のお客様レビュー

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2026/02/03

初めて三浦つとむの本を読んだと思ったが、裏表紙の筆者肖像に見覚えがある。過去どこかで読んだのかもしれない。文章がひどく達者でかなり難しい内容を平易に説明する。弁証法が科学か、、、、内容的に少しきわどいかもしれないがもう少し弁証法を調べて見たいと思った。

Posted by ブクログ

2025/05/29

今日この書を読むものは、「どういう科学か」というタイトルにまず困惑するであろう。ヘーゲルやマルクスの弁証法と科学にどんな関係があるのだろうか。結論から言えば今日の意味での科学と弁証法はあまり関係ないのであるが、経済学を社会「科学」とするべく研究に打ち込んだマルクス=エンゲルスが自...

今日この書を読むものは、「どういう科学か」というタイトルにまず困惑するであろう。ヘーゲルやマルクスの弁証法と科学にどんな関係があるのだろうか。結論から言えば今日の意味での科学と弁証法はあまり関係ないのであるが、経済学を社会「科学」とするべく研究に打ち込んだマルクス=エンゲルスが自身の史的唯物論を科学的であると呼んだ史実を踏まえた単なる用語法である。 つまり、ここでいう科学とは社会科学のことであり、弁証法とはマルクス主義のことであるが、「マルクス主義者」にとって唯一可能な社会科学は「マルクス主義」にほかならないので、ほとんど意味のないタイトルである。 ではこの書は無価値かと言えば、マルクス用語の解説書としては今日もかろうじて価値があるといえるだろう。物事を多面的に考え、批判を忘れないことのような、学問するうえでだけでなく社会生活を送るうえで示唆に富む指摘も多い。高校生であれば読んでおいて損ないのかもしれない。 しかし、本書には大きな問題がある。まず、本書は用語の解説に終始しており、体系としての史的唯物論の説明がほとんどない。これでは、なぜ史的唯物論から革命が導き出されるのか、また、なぜ革命によって社会を変えるにはヘーゲルの弁証法では不十分なのか全く分からない。著者の全くの力量不足であろう(著者自身理解していないのではないか?)。 この思想史的な背景の説明がないことで、分かりやすいようにと卑近な例を持ち出したことで、かえってわかりづらくなっている箇所も多い。社会や自然の中に弁証法が内在されており、それゆえ理論も弁証法的な形態をとらざるを得ないという説明に納得できる読者が今日どれだけいるであろうか。科学技術の進歩にしても手放しで称賛することはもはや困難であり、それ以前に著者の自然科学の理論に対する理解はかなり怪しいものである。 そして、より深刻で本質的な問題として、自然科学の理論から史的唯物論の妥当性を説明している点はまずい。スターリンや毛沢東を批判しながら、こうした態度をとることは、彼らと同じ轍を踏んでいると言えないか。彼らの誤りは「正しい」共産主義が世界に規定されていると主張したことにある。そんなものは当然存在しない。あくまで、社会法則が人間の頭の中だけではなく、社会の中にも存在していると言うに過ぎず、それは自然科学も同様である。自然科学においても、唯一の正しい理論は存在せず、世界に内在している法則によって人間の理論が制約を受けていると考えるべきである。唯一の正しい理論が世界に内在し、それが「正しい」革命の存在を証明するというのが誤りであることは論を俟たないが、それ以上に、スターリンや毛沢東が非難に値することが明るみになって後、このような宗教じみた主張を展開することは、歴史に学ばない態度と言わざるを得ない。 以上の欠点は、上に挙げた利益を上回って余りあると言わざるを得ない。この本の議論の展開に満足してしまうような読者にとっては、この本の主張は有害でしかないだろう(もっともそのような読者は今日いないであろうと信ずるが)

Posted by ブクログ

2021/04/06

結局、この本を読んでも弁証法=共産主義者の詭弁の道具、程度の認識しか得られない。まだ毛沢東が健在である頃に書かれたものだが、その後の文革やソ連の行方を知っている後世の人間からすると、アカの戯れ言はいかなる説得力も持ち得ない。

Posted by ブクログ