- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
宇宙飛行士オモン・ラー 群像社ライブラリー
定価 ¥1,650
1,155円 定価より495円(30%)おトク
獲得ポイント10P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
12/2(月)~12/7(土)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 群像社 |
発売年月日 | 2010/06/24 |
JAN | 9784903619231 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
12/2(月)~12/7(土)
- 書籍
- 書籍
宇宙飛行士オモン・ラー
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
宇宙飛行士オモン・ラー
¥1,155
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.6
21件のお客様レビュー
SF仕立てでもあり非常に面白かった。 舞台はソ連。宇宙飛行士を志す主人公オモン(この名はソ連の警察当局を意味する)ははじめ航空学校に入学するが、そこではかつての英雄マレシェフにならって生徒全員が足を切られるという蛮行を目にする。選抜試験でそれを逃れ秘密宇宙学校で月に行く訓練を始め...
SF仕立てでもあり非常に面白かった。 舞台はソ連。宇宙飛行士を志す主人公オモン(この名はソ連の警察当局を意味する)ははじめ航空学校に入学するが、そこではかつての英雄マレシェフにならって生徒全員が足を切られるという蛮行を目にする。選抜試験でそれを逃れ秘密宇宙学校で月に行く訓練を始めるが、実はそれはセットの中で繰り広げられる不毛な自転車レースじみたものだった、という二転三転する底抜けの空虚感を味わわせてくれる。全て虚妄であった、というふうに一応は解釈できるが、ウルチャーギン大佐(これは『鋼鉄はいかに鍛えられたか』の主人公のもじりらしい)の、「宇宙への偉業を達成するにはある一つの魂があれば良い」という意味深なセリフを考え合わせると興味深い。独我論的な世界観で言えば現実とは魂に映った像でしかないわけで、オモンの経験した宇宙フライトというのも、実は子供時代から続いている幻影の続きにすぎず、オモンの信念こそがそれを現実化していたというふうにも取れる。 また、ソ連態勢への痛烈な批判が加えられているのも印象的だ。全く不毛な目的のために必要以上の労力や命が浪費されるというソ連の負の側面と、理想が現実を超越し浮世離れした世界が内面に形成されるという陽(?)の側面が両面から照らし出されている。しかもなお、人間の内面の宇宙という普遍的な問題を扱うこの小説はソ連という文脈だけには収まらない。読んでいてかなり色々と考えさせられる小説であった。途中に出てくる日本人は何をあらわしていたのだろうか?
Posted by
“星型のマカロニの入ったスープに、ライスをつけあわせにしたチキン、そしてコンポート” 繰り返し出てくる。 コンポートって何だっけって調べてみた。 果物の砂糖煮? デザートとして供されていたみたい。 最後残しちゃうし。不味い?コンポート気になる。 宇宙飛行士なので訓練によくある遠...
“星型のマカロニの入ったスープに、ライスをつけあわせにしたチキン、そしてコンポート” 繰り返し出てくる。 コンポートって何だっけって調べてみた。 果物の砂糖煮? デザートとして供されていたみたい。 最後残しちゃうし。不味い?コンポート気になる。 宇宙飛行士なので訓練によくある遠心力出回るやつとか水中遊泳とか、あるのかと思ったら出てこなかった。ほんとに宇宙行くのかなと心配になってたら、いつの間にか宇宙船というかルノホールトの中にいるし…
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
どんな経緯で手に取ったのか忘れたものの、強烈な印象を残してる作品。レムの宇宙飛行士ピルクス物語を読んでいて思い出した。小説ではなく、なぜか映画として観ていた気になっていた。再読したいので登録。
Posted by