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日本沈没(下) カッパ・ノベルス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 1973/03/20 |
JAN | 9784334022280 |
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日本沈没(下)
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1973年初版 カッパ・ノベルス 書き下ろし ミリオンセラー ベストセラー 第27回日本推理作家協会賞・第5回星雲賞(日本長編部門)受賞 第8回新風賞受賞 1973年映画化 1974年ドラマ化 再読 沈みゆく日本列島、迫り来る選択の時を前に 自分なら果たして何をどう選ぶのか ...
1973年初版 カッパ・ノベルス 書き下ろし ミリオンセラー ベストセラー 第27回日本推理作家協会賞・第5回星雲賞(日本長編部門)受賞 第8回新風賞受賞 1973年映画化 1974年ドラマ化 再読 沈みゆく日本列島、迫り来る選択の時を前に 自分なら果たして何をどう選ぶのか 半世紀に経てもなお、究極の選択を訴え掛けてくる作品 果たして未来は如何に
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2023年8月8日読了。関東で発生した大地震から、日本沈没までの期間は十か月と算出される。各国への移民受け入れに向けた外交交渉・各国の動きの中沈みゆく国内では住民の避難に向け自衛隊らの活動が続き…。上巻はあくまで前振りに過ぎなかった!恐ろしく濃密で目が離せない下巻、冒頭の首相の呻...
2023年8月8日読了。関東で発生した大地震から、日本沈没までの期間は十か月と算出される。各国への移民受け入れに向けた外交交渉・各国の動きの中沈みゆく国内では住民の避難に向け自衛隊らの活動が続き…。上巻はあくまで前振りに過ぎなかった!恐ろしく濃密で目が離せない下巻、冒頭の首相の呻吟からまさしく他人事でない…「十か月」という猶予期間を恨む・一瞬で沈んでくれるならあれこれ悩まずに済むものを、というのは(全くスケールが違うが)自分も人生で何回も経験してきた苦しみだったりする…。戦後の荒廃の記憶と復興のためわき目もふらず経済活動に勤しんできた日本国民の記憶が本作を通底して流れている(名もないサラリーマンの独白が重い)と思うが、アニメやマンガなど「Kawaii」文化で世界にそれなりに独自性を認められている今の日本が沈没するとなると世界はどう反応するのか、リメイク版を是非見てみたいものだ。
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上巻でのD-1=科学的調査と裏付け、が中心なのに対してこの下巻はD-2=政治、経済、国際情勢が中心になっている。 このシュミレーションが本当に秀逸だ。 D-1での科学的ロジックは、当時こそ最新だったプレートテクトニクスを拡大解釈し、不確実性を盾にかなり強引に理論武装したものであっ...
上巻でのD-1=科学的調査と裏付け、が中心なのに対してこの下巻はD-2=政治、経済、国際情勢が中心になっている。 このシュミレーションが本当に秀逸だ。 D-1での科学的ロジックは、当時こそ最新だったプレートテクトニクスを拡大解釈し、不確実性を盾にかなり強引に理論武装したものであったが、D-2のシュミレーションは現在でも通じるかなりリアルな展開と感じた。 もちろん冷戦下で、湾岸危機も、テロの脅威も現在のそれとはまったく異なる。民主主義が、自由主義が、国連の共通意識としての人権擁護がまだ青臭くも理想として表面的であっても残っていた時代ということだ。 しかし個人の傲慢や、マスコミの無責任や、野党の言説や、決定の損得過程や、対米のへりくだった在り方などは笑ってしまうほど変わっていない。50年近くたとうとも人間は進化しないし、意識や感情は退化することすらあり得るのだという現実に愕然とする。 現在の孤立主義の台頭、中国の躍進、テロの脅威、国際的な移民、難民問題、国連をはじめ国際機関の弱体化などを加え、インターネット、AI、通信の発達を要素としてリメイクしてほしい。小説は第二部として小松左京没後に編まれたようだが、このオリジナルが持つ緻密なシュミレーションには及ばないことは明らかに想像できる。もししっかりとした構築が出来ているのならば、下手をすると国際問題になり、発禁になるようなセンセーショナルな事件になったであろうから。 これこそ映画ではないか。シン・ゴジラが出来たのだから。是非見てみたいものだ。 と調べたら 湯浅政明監督のNetflixオリジナルアニメ「日本沈没2020」アニメだけど、いいよいいよ!お点前拝見。
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