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キリスト教の本質(上) 岩波文庫
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キリスト教の本質(上) 岩波文庫

ルードヴィヒ・アンドレアス・フ(著者), 船山信一(著者)

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キリスト教の本質(上) 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1992/04/01
JAN 9784003363317

キリスト教の本質(上)

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商品レビュー

4.7

4件のお客様レビュー

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2024/08/19

フォイエルバッハはドイツの哲学者で、若きマルクスが強烈な影響を受けた哲学者として知られています。 「宗教はアヘン」というマルクスの有名な言葉はこのフォイエルバッハから着想を得ています。マルクスの唯物論の基礎を作った人物こそこのフォイエルバッハと言えるかもしれません。 本作の『...

フォイエルバッハはドイツの哲学者で、若きマルクスが強烈な影響を受けた哲学者として知られています。 「宗教はアヘン」というマルクスの有名な言葉はこのフォイエルバッハから着想を得ています。マルクスの唯物論の基礎を作った人物こそこのフォイエルバッハと言えるかもしれません。 本作の『キリスト教の本質』ですが、読んでいて驚くほど真っすぐにキリスト教を批判しています。それも単に教会への批判というよりも、もっと根源的に宗教そのものに切り込んでいく考察がなされています。

Posted by ブクログ

2021/01/14

岩波文庫青 フォイエルバッハ 「キリスト教の本質」上巻 命題「神が人間であり、人間が神である〜神が人間を造ったのでなく 人間が神を造った」から キリスト教批判を展開し、人間とは何か、神とは何か、宗教とは何か を定義し直した本。 読みにくいが 4章まではとても面白かった。それ...

岩波文庫青 フォイエルバッハ 「キリスト教の本質」上巻 命題「神が人間であり、人間が神である〜神が人間を造ったのでなく 人間が神を造った」から キリスト教批判を展開し、人間とは何か、神とは何か、宗教とは何か を定義し直した本。 読みにくいが 4章まではとても面白かった。それ以降はリフレイン。著者の主張が キリスト教を完全に論破し、キリスト教の体系を飲み込んでいる 反論の本があったら読んでみたい。 命題に沿って考えると下記の宗教への疑問が解けてくる *キリスト教が受難の宗教である理由 *神が ヨブなど受難の人を助けない理由 *人間の不完全性と神の全能性の意味 *神が人間に似ている理由 最後の文章「人間は 宗教の始めであり、中点であり終わりである」は「始まりは 終わりの始まりである」という無常的な印象を受ける。終わりに近づいているのは、宗教と人間の関係? 上巻の気になった結論 *神=人間自身の本質=人間の鏡 *神学の真の意味=人間学 *神の本質の述語(特性、規定).=人間の本質の述語 *宗教は自分が神についての規定において、人間の言葉の真の本質を定義、対象化しているにすぎない *宗教=人間の意識=人間が自分自身に対してとる態度=人間の最高の善 *宗教を通して、人間は神と両極に対置している *人間が存在するのは、認識するためであり、愛するためであり、意欲するためである *神は欠乏という感情から発生する〜空虚さ孤独さが〜神を必要とする 悟性=存在者の視野

Posted by ブクログ

2010/11/30

読了メモ。M.ファラデー『ロウソクの科学』。フォイエルバッハ『キリスト教の本質(上・下)』。世界への認識を深め、関係を問い直す。前者はロウソクの燃焼から後者は神と人間の関係から。共に論理的かつ情熱的に。

Posted by ブクログ

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