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特殊防諜班 最終特命 講談社文庫
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特殊防諜班 最終特命 講談社文庫

今野敏【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2010/06/14
JAN 9784062766654

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商品レビュー

4.2

13件のお客様レビュー

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2024/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ通しての評価は⭐️5 この一冊の評価は⭐️3 最後3冊の盛り上がらなさがなんとも。 長く続いた新人類委員会との最後の戦い 戦い直前に任を解かれた真田と早乙女 山の民として戦う事とした真田へ最後の最後に救いの手が出され、任務の再拝命。 早乙女も合流し、直接対決。 ハリアーで一掃と前作から匂わせていたのに、一掃されたのは敵。 裏切りという形で。 前々作で師範とし出てきた男や、ハリアーの攻撃 仕込んできた割には活躍がなかった。 構成が謎だった。 ストーリーの結末として無事に戦いを終え、変わらない生活に新たな出会いや関係性と未来がある感じで終わったのはよかった。

Posted by ブクログ

2022/04/18

今回は 意外なことばかりです! ザミルさんも芳賀老人もなんだか変です。 恵理さんも不安そうだし…で、始まって ラリーさんや敵のウルブリヒトも…  夢妙斎だけが熱くなっている感じです。 やった~というのと、信じられない!というのもありの展開で 終わりましたね。続きも読みたい気がしま...

今回は 意外なことばかりです! ザミルさんも芳賀老人もなんだか変です。 恵理さんも不安そうだし…で、始まって ラリーさんや敵のウルブリヒトも…  夢妙斎だけが熱くなっている感じです。 やった~というのと、信じられない!というのもありの展開で 終わりましたね。続きも読みたい気がします。  安藤さん生きてたりして…

Posted by ブクログ

2021/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ついにシリーズ完結! 本作の見どころはなんといっても新人類委員会とどのようなかたちで決着がつくのか、二代目夢明斎との戦いは? といったところでしょう。 前作で登場した戦闘機ハリアーも再登場、今度はその後継機でしょうか、バージョンアップされたと思しき機種が登場。パイロットは前作で撃墜される瞬間に脱出し一命をとりとめたウルブリヒト。 芳賀一族はといえば、舎念が家族を三瓶山に呼び寄せる展開、恵理は高校を退学し息子夫婦も松江市内の自宅と職を捨て、まさに最終決戦の雰囲気が盛り上がります。 そして真田自身も一時は特命調査員としての職を失いかけ、ハリアーとどう対峙するのか、お約束の自衛隊を指揮下に置くいつものパターンを繰り出すことができなくなり、圧倒的に不利な状況に陥ります。まさに最終巻といったところでしょうか。 そして、物語終結に向けて二人の人物の華麗なる裏切り、これを抜きには語れません。一人はシリーズ初期から登場する武器商人のラリー。これまで冷徹に求められた武器を売ることに徹してきた男が最後の最後で新人類委員会に手を貸すかたちになったことを悔やみ、ついには真田やザミルへ武器を売る際の大盤振る舞い、ちょっと素敵です。 もうひとりはハリアーのパイロットであるウルブリヒト。こちらも新人類委員会の思想や理念に疑問を抱き、三瓶山を襲撃する計画をすんでのところで回避、夢明斎をはじめとする仲間をせん滅するための攻撃を加えます。彼はあくまでも傭兵である一方で、心のどこかに内なる正義を抱えていたのでしょう。前作で撃墜されるシーンで恵理が感じた「感動」はやはりここにつながっていたんだなと思わせてくれるシーンでした。 真田と夢明斎との決着はというと、最後はちょっとあっけなかったですね。ハリアーの攻撃で手傷を負った状態の夢明斎が相手では結果は見えているというもの。はたして真田の打ちで二人の戦いも終結を迎えます。 物語のラストでは真田と恵理の将来をなんとなく感じさせる描写もあり、この二人の未来を見てみたいですね。 ------------------------------- 今野敏のシリーズものは多くありますが、本シリーズのように同じ相手と戦い続けるものは初めて読みましたが(刑事ものではそういうわけにはいきませんしね)、こんなタイプのシリーズもよいなと思いました。恵理のキャラクターがなかなか良かったですし、自衛隊を指揮下に置くときのお約束のセリフも。ということでシリーズ全体を通して楽しめたということで星4つ。

Posted by ブクログ

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