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十八時の音楽浴 ハヤカワ文庫JA73
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 1990/04/30 |
| JAN | 9784150300739 |
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十八時の音楽浴
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十八時の音楽浴
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
作品がブクログ内になかったので、ここに書くけれど、実際に読んだのは「ことのは文庫」の『海野十三短編集②十八時の音楽浴』。8つの短編だった!初めて海野十三作品を読んでみて、読みやすく面白くて驚いた! ①十八時の音楽浴 設定が面白すぎる…! 人を一時的に洗脳できる振動音楽を毎日1時間国民に聴かせる王が出てきたり、地表は戦争によって荒廃して細菌と毒だらけなので地下が舞台だったり、超音波手術法によって人の体を簡単に手術できたり、生殖のための性欲はなかったり、永遠の若さがあったり…などなど。 いくら思い通りの政治をしようとしても、難しいのだなぁ。火星から敵の襲来があってワクワクした。 ②電気看板の神経 ピンクのネオンがとても印象的! 嫉妬や疑いや怒りが絡まりあってぐちゃぐちゃ! 初めて見た終わり方でよかった! ③空気男 バラバラ死体がなぜ発見されるのか…の問いにぶっ飛んだ発想で答えが示されていた。 海野作品には博士と婦人がよく登場するんだなぁと思った。 透明人間はロマンがあると思ったけど、ガス体はあまり楽しくなさそう…!妻はどうなったんだろう。 ④洪水大陸を呑む 生きていくことや大人になるのがいやになった三四郎が、学者のおじさんに一万年前の世界を見れる顕微集波器でアトランチス大陸が帰る瞬間という壮大な話を見せてもらい、翻意する話。でいいのかな。 世界の終わりという絶望を目にするも、人が絶えず努力できるということを知る三四郎。 壮大すぎる例を見せて力技で翻意させてるようで面白い。 ⑤特許多腕人間方式 む、難しかった。 多腕の技術の特許申請を頼む発明家を初めは疑っていたが、金を積まれたことで本気になった弁理士。申請は通って、軍事利用で特許を高値で買いたいという人も出てくる。多腕がもし可能になれば軍事という話も出てくるのかー!出てくるかもしれない。 ⑥俘囚 こわ!青年と不倫する妻が夫の博士を殺すも、博士は異形の肉体で生きており、青年も妻も体をいじられてしまう。博士は結局ミスで餓死してしまうし、手足を切られ天井裏で生活させられていた妻も餓死してしまうようだ。長年妻に手を出さなかった博士だけど、やはり浮気はだめだったのか?どういう気持ちなのかさっぴりわかりません! ⑦生きている腸 題名からしてこわい! 液の中で生きる腸に実験、訓練を繰り返したところ、感情のようなものを示すようになり外でも生きることができるようになったなんて、発想がぶっ飛んでる!チコと名付けられた腸、何日も帰らなかった主人(医学生)の首を絞めたのはホラーすぎると思ったら、なんとーー愛しく切ない。 ⑧ある宇宙塵の秘密 博士がロケットに勝手に乗って、航空テレビジョン機を乗せて出発しちゃった…!その映像を受影して人々も宇宙の様子を見守ってたが、突然ロケットが止まってしまった…!博士は自らが降りることで、万有引力の均衡を乱し、火星に向けてロケットを勧めた。英雄??宇宙塵となった恩師の死を前に、これから火星人との戦争になるかもしれないから備えないとと思ってる主人公。なんだかすごい。恩師を亡くしたやり切れなさ、戦争もそうだけど、その宇宙塵をいつか探し出したいという主人公の謎の熱い思いをかんじた。
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薬や電流で脳波をいじって人を支配するみたいなのはよく見るけど、決まった時間に音楽を浴びせるっていうのは新しくて良かった。音楽浴っていうネーミングもおしゃれでかっこいい。 科学は道具で、政治は使用者っていう構図が逆転したら恐ろしいなぁ。 「自分の望む世界が実現可能かもしれない」と...
薬や電流で脳波をいじって人を支配するみたいなのはよく見るけど、決まった時間に音楽を浴びせるっていうのは新しくて良かった。音楽浴っていうネーミングもおしゃれでかっこいい。 科学は道具で、政治は使用者っていう構図が逆転したら恐ろしいなぁ。 「自分の望む世界が実現可能かもしれない」という事実を知ってしまったら人はもう戻れなくて盲目になっちゃうのかな。 それにしてもあの女大臣は盲目すぎるし24時間音楽浴させたらどうなるかぐらい分かるだろうと思う。
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一日一回の音楽浴をすると、一時間だけ能率良く働けるという仕掛けがあり、使い過ぎると(人間から自主性を奪うと)、むしろ能率が落ちるっていう、MBO-Sにも通じる話と捉えた。 用法用量は適切に、っていうあれですね。 権力者の悲哀も描かれていて面白かった。
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