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人は思い出にのみ嫉妬する 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2010/06/09 |
JAN | 9784334747909 |
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商品レビュー
3.2
14件のお客様レビュー
文章と人の心の機微が大変美しく惹き込まれながらも、1人の人に対する無我夢中さに胸が苦しくてしんどくなる。(冷静と情熱のあいだもそうだった)自分自身がこの物語の登場人物だったら栞と同じ道を辿りそうな気がする分、客観的に見ると「絶対安東くんの方が幸せになれるのに」と思う、このどうしよ...
文章と人の心の機微が大変美しく惹き込まれながらも、1人の人に対する無我夢中さに胸が苦しくてしんどくなる。(冷静と情熱のあいだもそうだった)自分自身がこの物語の登場人物だったら栞と同じ道を辿りそうな気がする分、客観的に見ると「絶対安東くんの方が幸せになれるのに」と思う、このどうしようもなさが苦しい。"愛しすぎるのは愛してないのと一緒"も、死んだらどうするか聞かれて死なないでと答える弱さも分かる。記憶や思い出があるからこそ苦しむこともあるけど、それによって生きられることも多々あるね。素敵すぎる表紙とタイトル。
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思い出を神格化して人生ボロボロになる人の話。 恋人の元カノ(故人)に嫉妬が止まらないヒロインは、恋人から距離を置くために上海に渡る。 旅先で出会った若い男と男女の仲になるのだけど、結局恋人のことも忘れられなくて、そこに恋人もやって来て……そんな話。 恋人との思い出が前に進...
思い出を神格化して人生ボロボロになる人の話。 恋人の元カノ(故人)に嫉妬が止まらないヒロインは、恋人から距離を置くために上海に渡る。 旅先で出会った若い男と男女の仲になるのだけど、結局恋人のことも忘れられなくて、そこに恋人もやって来て……そんな話。 恋人との思い出が前に進むことを遅らせることはあっても、嫉妬に振り回された経験はたぶん無いからか、登場人物の気持ちは今ひとつ共感ができなかった。 どうにもならなくなったことに対して いつまでもウジウジと悩み悔やむのは割と気楽で気持ちいいんだよな。積極的にしなきゃいけないことが何も無いし。必ずしもそれは別にいけないことじゃないし、そうしたクーリング期間は設けた方が良いのだろう。 それが色々巻き込んで規模もどんどんでかくなって小説になってしまったのがこの話。 「このような表現が適切かどうかは分からないが、この物語が静かに狂気へと傾いていく流れは美しい。」p.17 というのは本当で、物語の理屈の部分なんてどうでも良くて、少年少女のような盲目的な恋をする大人を読むという、かなり悪趣味な楽しみ方はできる。 もしくは、このくらい頭おかしい恋愛したほうが、幸せなのかもしれないけど、どうかな。
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夢と現実のはざまを往き来する愛の物語。だけれど、登場人物たちがあまりに真っ直ぐなために悲しいことが多すぎる。 感情移入できるかどうか個人差が大きいと感じたので星を一つ減らしたけれど、文章の力を活かした小説ならではの輝きがある。
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