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小さいおうち
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小さいおうち

中島京子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2010/05/30
JAN 9784163292304

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商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 小さいおうち
  • 昭和初期
  • 中産階級
  • 密やかな恋愛
  • 愛と献身の物語
  • タキの回想
  • 大正ロマン
  • 戦時中の現実
  • 日常の贅沢
  • 心に残る余韻

温かくも切ない物語が描かれるこの作品は、昭和初期の中産階級の生活を背景に、元女中のタキが回想する「密やかな恋愛」を通じて、愛と献身の形を探ります。タキの心の中には、奥様への深い敬虔さと、彼女を守るために尽くす強い想いが宿っており、その姿は読者に感動を与えます。大正ロマンと戦時中の厳しい現実が交錯する中で、日常の小さな贅沢や温かい瞬間は、心に残る余韻を生み出します。タキの懸命な姿と、彼女が見つめる奥様の光が、物語全体に豊かな色彩を添え、読む者を惹きつけます。切なくも美しい人間関係が織りなすこの作品は、心に深く響く忘れられない物語です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/30

タキさんは、女中として時子奥さまと過ごした美しい思い出を、手記に残した。 タキさんの甥の息子は、〇〇年は△△空襲があって〇〇人がが亡くなったから、そんな美しい日常が存在するはずがない、と否定する。データや歴史的重要事項だけを見て、個人の経験を排除するのは、歴史の一部分しか見ていな...

タキさんは、女中として時子奥さまと過ごした美しい思い出を、手記に残した。 タキさんの甥の息子は、〇〇年は△△空襲があって〇〇人がが亡くなったから、そんな美しい日常が存在するはずがない、と否定する。データや歴史的重要事項だけを見て、個人の経験を排除するのは、歴史の一部分しか見ていない。 戦争はわずかずつ美しい日常に忍び込み、気がつかないうちに戦争一色に変わっている、ということを実感させる小説。 後に、タキさんと同時代を生きた、ある作家の記念資料館が設立される。その作家が描いた紙芝居『The litte house(小さいおうち)』について、キュレーターは、太平洋戦争直後に描かれた作品だから、The litte houseといえば、リー・バートン作の同名絵本をもとに描いたに決まっている、と言う。私も最初はそう思い込んだ。でも、タキさんの手記を読んだあとだと、その解釈は強引だと感じる。 タキさんが「それでもわたしの日々は続いた」「それらはみんな、たいせつなことを追い越してしまった後の、日々のことだ」「あの、奇妙な、交わらない二つの時間を、どんなふうに書いたらいいかわからないのだ」と文字で表現したものを、絵で表現したのが、紙芝居『小さいおうち』なのだ。 また、登場人物たちには、それぞれ、古風な要素と現代人的な要素がある。 だから戦前・戦時中が舞台の話でも、登場人物たちに共感しながら読める。 たとえば板倉さんは、成人男性なのに、男たちが応接間で仕事や経済の話をしている間、別室で女こども相手に趣味の話をする人だ。戦前のマッチョな男性像から、かけ離れている。でも、誰も言わなかっただけで、当時こういう人はいなかったと決めつけることはできない。 戦前も戦後も人間は基本的に変わってないのではないか。 戦前だけが特別な時代だったわけではなく、現代も新たな戦前かもしれない。 とはいえ、タキさんの手記にも、一部、秘密を隠すために、嘘を書いたかもしれない個所がある。 同じように、紙芝居『The little house』の作者も、秘密を隠すために、わざと、リー・バートン作の同名絵本の紙芝居だと勘違いされるように、『The little house』と書きこんだ可能性もなくはない。 戦争の残酷な描写は極力抑えられているにで、安心して読める。 のんびり進むと思わせて、ところどころにビックリする展開が用意されているので、読み跳ばし注意。

Posted by ブクログ

2026/09/19

小さいおうちという絵本を下敷きにしているので、それと同じ童話だと思っていたら全く異なっていた。戦前の話で、女中タキが主人公で、そこで奉公した奥様の時子と家族の話である。

Posted by ブクログ

2026/08/20

直木賞受賞作。平易な文体で読みやすく、300 ページを2時間で読了。優しい気持ちで読む昭和初期の話。何か事件が起こるのではないか?と期待してはいけません。 小さいおうち。女中タキが気づいてしまった夫婦の秘密とは? ラストはすごく良くまとまっていて さすが直木賞!納得! この...

直木賞受賞作。平易な文体で読みやすく、300 ページを2時間で読了。優しい気持ちで読む昭和初期の話。何か事件が起こるのではないか?と期待してはいけません。 小さいおうち。女中タキが気づいてしまった夫婦の秘密とは? ラストはすごく良くまとまっていて さすが直木賞!納得! このストーリーを受け入れる器が 今の自分にはないな。 綺麗な心の人にじんわり響く物語。

Posted by ブクログ

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