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兄の殺人者 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2010/05/28 |
| JAN | 9784488240066 |
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兄の殺人者
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商品レビュー
3.6
21件のお客様レビュー
戦後の英国本格ミステリーを代表する著者。好みに合うといいなあ、とまずデビュー作を手に取りました。 なかなかどうして、村上春樹的な主人公の性格はちょっと苦手だったものの、久々に集中して読書に没頭することができました。 物語の語り手であるサイモンは、兄・オリバーからの深夜の呼び出し...
戦後の英国本格ミステリーを代表する著者。好みに合うといいなあ、とまずデビュー作を手に取りました。 なかなかどうして、村上春樹的な主人公の性格はちょっと苦手だったものの、久々に集中して読書に没頭することができました。 物語の語り手であるサイモンは、兄・オリバーからの深夜の呼び出しを受けてオフィスを訪れるものの、彼の死体を発見します。 警察の捜査に違和感を覚え、また兄に張られたレッテルをはがすため独自の捜査に乗り出すサイモン。 「関係者とその性格・背景を個人的に知っている」利点を生かした彼の捜査は、次第にあらゆる人物の本性を暴いていき……といったストーリー。 文章のクセなのか、 「どうして○○のことを忘れていたんだ。 ○○と出会ったのは〜」 といった書き方が多く、この人は前に出た人?それとも新キャラ?と混乱してページを戻ることが多々……。決して複雑な展開ではないのに、非常な集中力を必要としました。 また、「なぜそれを警察に伝えないんだ!」とやきもきする場面も多く、サイモンの立ち回り次第ではもっと犠牲が少なくて済んだのでは?と思うことがなきにしもあらず。 女性にモテるのに見る目がないサイモンの選択に辟易することもあったものの、まあそこはお話の本筋ではないのでね。。 総じて、主人公の性格は置いておいて落ち着いた雰囲気はなかなか好みな作風。意外な犯人もまったく気付けず、素直に驚きがありました。 また、黄金期以降の英国ミステリーを俯瞰した解説も読み応えがあって参考になりました。 ディヴァインは作品ごとに別の主人公を立てているようなので、あと何作品かは読んでみたいと思います。『五番目のコード』『ウォリス家の殺人』あたりは読んでみたいな〜。
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“クリスティー称賛”とあったので、手に取った本書。 弁護士事務所の共同経営者で兄のオリバーから、霧の夜にオフィスに呼び出されたサイモンは、そこで兄の射殺死体を発見します。兄の死の真相を探るうちに生前のオリバーの“強請疑惑”が浮上してきて・・・。 著者のデビュー作という事もあって...
“クリスティー称賛”とあったので、手に取った本書。 弁護士事務所の共同経営者で兄のオリバーから、霧の夜にオフィスに呼び出されたサイモンは、そこで兄の射殺死体を発見します。兄の死の真相を探るうちに生前のオリバーの“強請疑惑”が浮上してきて・・・。 著者のデビュー作という事もあってか、話の展開がこなれていない感じはありますが、伏線の張り方やトリックなど、正統派ミステリを堪能できる要素はそろっているかと思います。 ただ、犯人は謎解き苦手で単純な私でも途中で分かりました(苦笑)。 なので、後半でサイモンのあからさまなミスリードに、「ちょっと!ちょっと!ちょっと!(byザ・たっち)」という気持ちで読みました。 文体や話の運び方が好みではないので、この著者の他の作品を読むかは微妙なところですが、気が向いたらまた・・っていうところですかねー。
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