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清朝と近代世界 19世紀(1) シリーズ中国近現代史 岩波新書
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清朝と近代世界 19世紀(1) シリーズ中国近現代史 岩波新書

吉澤誠一郎【著】

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清朝と近代世界 19世紀(1) シリーズ中国近現代史 岩波新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2010/06/18
JAN 9784004312499

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商品レビュー

3.6

15件のお客様レビュー

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2025/09/14

清朝の歴史が成立から衰亡まで、主に末期に焦点を当ててコンパクトにまとまっている。もともと、清朝末期の本を最近読んでいて、その興味の延長線で読んでみた。時代的には日本の江戸時代と重なる年代であるが、その国土の大きさもあって統治するのは大変だったようで、常に国土のどこかで問題が起こっ...

清朝の歴史が成立から衰亡まで、主に末期に焦点を当ててコンパクトにまとまっている。もともと、清朝末期の本を最近読んでいて、その興味の延長線で読んでみた。時代的には日本の江戸時代と重なる年代であるが、その国土の大きさもあって統治するのは大変だったようで、常に国土のどこかで問題が起こっている。この清朝の動きを見ていると、江戸時代幕末に維新が起こり、時代が変わって西洋文化を取り入れるべくひたむきになった日本とは本当に対照的に思える。

Posted by ブクログ

2024/09/27

清朝と近代世界 19世紀 シリーズ 中国近現代史 1 著:吉澤 誠一郎 岩波新書 新赤版1249 清朝の興隆から、滅亡に至る道を解説している書、中国の近代化は清末から始まる  康熙帝の時代にジュンガル部(モンゴル)と対峙  雍正帝の時代にも、ジュンガル対策を講じていた  乾隆...

清朝と近代世界 19世紀 シリーズ 中国近現代史 1 著:吉澤 誠一郎 岩波新書 新赤版1249 清朝の興隆から、滅亡に至る道を解説している書、中国の近代化は清末から始まる  康熙帝の時代にジュンガル部(モンゴル)と対峙  雍正帝の時代にも、ジュンガル対策を講じていた  乾隆帝の時代に、ジュンガル部を制圧、中央アジア地域に軍をすすめる 同時に清の敵はロシア  康熙帝の時代に、黒竜江にてロシアと衝突、ネルチンスク条約を結び、興安嶺を国境とさだめる  雍正帝の時代に、キャフタ条約を締結し、西の国境も確定した 清の考証学 古典について注釈書ではなく、古典そのものに戻って解釈するという学問、本書は、これを中国のルネサンスと呼ぶ 乾隆帝と次の嘉慶帝の時代、後世では、乾嘉の学という 清にとっての黒船は、アヘンであった。イギリスはインドで多量に栽培したアヘンを中国に持ち込みぼろもうけをしようとしていた。嘉慶帝は、アヘンの危険を知り、厳しくとりしまった。 林則徐は、アヘンの厳罰には成功したのだが、イギリス人水夫の殺害からアヘン戦争が起きてしまう(1841) 中国は、英国に大敗し、南京条約により、5港の開港、香港の割譲、アヘンと戦争の賠償を強いられる このころ、中国には、洪秀全らが太平天国が普及しはじめる 雲南の提督林則徐は、回教と漢族との対立にい対して相互和解の道を模索するもうまくいかなかった 第二次アヘン戦争(1860) に勝った英国は、清朝に権益を認めさせるとともに、太平天国の勢力一掃の方針をとる 清と日本との交渉  1870 日本は清朝に外交官を派遣し条約交渉を開始した、その相手は、李鴻章、だが日本は想像以上に手ごわかった  1872 琉球民が台湾で虐殺されると、その保護を名目に、1874 に台湾に出兵した  清は、宗主国である、琉球、台湾を守る必要から日本と対立を深めていく  ロシアも日本と同様、朝鮮の権益をもとめて、南下し、清と 1981 に、サンクト・ペテルブルク条約を締結する。  中国では、貿易を担った商社を、洋行といい、上海を拠点として活動をしていた  ナポレオン3世が率いるフランスは、ベトナムに進出し、サイゴンを含むインドシナをフランス領として手に入れた  1990 中国に義和団運動が活発になり、一方、清朝も立憲君主制の導入をめざし地方自治を構築する体制をめざした 目次 はじめに 第1章 繁栄のなかにはらまれた危機 第2章 動乱の時代 第3章 近代世界に挑戦する清朝 第4章 清末の経済と社会 第5章 清朝支配の曲がり角 おわりに 参考文献 略年表 索引 ISBN:9784004312499 出版社:岩波書店 判型:新書 ページ数:272ページ 定価:940円(本体) 2010年06月18日第1刷

Posted by ブクログ

2024/01/21

清朝末期の事実をおさらいするのに良い。 アヘン戦争以降、下り坂一色で捉えていた清王朝だが、実は四方で自国の勢力圏を守るため列強と戦い、それなりに成果も収めていた部分もあるという事実が勉強になった。この時手放したモンゴルは独立国となり、そうではない新疆やチベット等が中国にとどまって...

清朝末期の事実をおさらいするのに良い。 アヘン戦争以降、下り坂一色で捉えていた清王朝だが、実は四方で自国の勢力圏を守るため列強と戦い、それなりに成果も収めていた部分もあるという事実が勉強になった。この時手放したモンゴルは独立国となり、そうではない新疆やチベット等が中国にとどまっていることからも、現代史に繋がる重要なポイントと思われる。 19世紀は、中国的価値観に基づく勢力範囲と、西洋のネイション概念が衝突した時代であり、この時の矛盾を今なお中国、世界は引き摺っており、これが中国に対する違和感の深淵かと。 中国の四方への広がりという奥深さ、ダイナミックさを考えると、日本から見た中国と、中国から見る日本の比重が当然違ってくるということに思い至る。 また、清朝末期においてなお、社会の規範として儒教の影響力が強く、歴史が長い国、文化であるがゆえに変革は困難だったのであろうと理解できる。

Posted by ブクログ

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