黄金の姫は永遠を誓う コバルト文庫

椎名鳴葉【著】

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2010/05/31
• JAN: 9784086014182

商品レビュー

2011/01/29

最終巻です。
前巻の最後で和臣のもとにいった蓮華を助けるために、黄泉の国へつながる玄冬山に向かいます。

なぜ和臣が「影」を集めようとしていたのかの理由も分かり、最終的には蓮華や和臣についた「影」を浄化して、一件落着ですけど、こういう終わり方かってちょっとがっかりです。

朔と雲雀の仲もちょっとは進展してる感じはしましたけど、まだ主と護衛の範囲にとどまっている感じがして残念。
もっとラブ度が上がってるとよかったんだけど・・・。

2010/06/21

6月新刊、し15-3、252P、520円。
シリーズ３作目、完結編。
和風異世界ファンタジー。好みの世界観です。
意外と「心の闇」＝「影」だとか、時間に対する作者のメッセージがしっかりと書かれていて、共感を覚えました。
読み応えはあったと思います。
文体も透明でまっすぐな感じで好み。
１作目と２作目も気になります。シリーズ全編通して読んでみたいです。