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残像 ハヤカワ文庫SF
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 1995/09/01 |
| JAN | 9784150103798 |
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商品レビュー
4.8
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[カンザスの幽霊] 前半のサスペンスはヴァーリィの面目躍如。主人公が目覚めたときに、実はその前に3回殺されていたという描写のあたりはぞくぞくした。ただしSFでしかありえない最新型のサスペンスを期待させておいて、妙に和んじゃうこのラストはもうひとつ。環境アーティストとかいわれてもなあ。こんなものわかりのいいコンピュータで管理できんのか、というつっこみも一応入れとこう。 「ピクニック・オン・ニアサイド」のフォックスが出てきたのにちょっとびっくり。 [空襲] この短編集でいちばん好き。SF的なガジェットのてんこ盛り。これを映画化したはずなのになんで「ミレニアム」はあんなにつまらなかったんだろう。 [逆行の夏] ヴァーリィらしいが、普通すぎてあまり好きではないタイプの短編。感傷的な青春小説みたいなところがちょっと苦手。とはいっても自分のクローンである姉が月からやってくるという設定は、よく考えると結構いけてるけどね。 (p.s.)やっぱ、この血縁関係のグチャグチャなところがヴァーリィなんだよな。今では、この青春小説っぽいところが逆に良かったりして(^^;)。 [ブラックホール通過] ヴァーリィとしては並か?主人公達のやっているゲームなど細かい設定は凝っているけど、タイムラグのある会話をどう成立させるか、という部分にもっといいネタを仕込んどいてほしかった。 これもちょっとクラークっぽいかな。 [火星の王たちの館にて] 一瞬クラークかと思った。サバイバル・サスペンスである前半の緊迫感からするとこの終わり方は余りにもハッピーエンド過ぎてちょっとなあ。「カンザスの幽霊」もそうだけど、前半のテンションがラストまで持続しないのが、ちょっと不満。こっちの予想を裏切ってくれるという意味ではいいんだけどね。もっと驚かしてほしいな。 [鉢の底] むずかしい。爆発宝石が実は生物だったというところなど、つまらないわけではないんだけど。恋愛小説風の描写にヒッピー的なものを感じてしまうからかな。 [歌えや踊れ] この短編集の中ではたいしたことない。シンブが出てるだけ。 [汝、コンピュータの夢] 前半もたつくが、ラストはちょっといい感じ。ギブスンのかっこよさにはかなわないが、アイディア的には「カウント・ゼロ」の導入部の元ネタみたいな感じ。 [残像] この短編集で唯一の現代-近未来を扱った短編。ちょっとシリアス。そのせいで賞を取ったというわけでもないんだろうけど。ヴァーリィが元ヒッピーだったというのが最もストレートに表れている。障害者をこういう風に扱ってしまうのはヴァーリィらしいが、読んでいて「こんなに世の中甘くないだろ」と思ったのも事実。 コミューン内での4段階のコミュニケーション法とか、セックスの意味付け、***、ラストなど良くも悪くもいかにもヴァーリィの世界ではある。
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表題作の「残像」について。全ての人に読んでもらいたい。反面、私の心の中にしまい込んで誰にも見せたくない。そんな大切な作品に出会えた気がする。感想を書きたいけど文才もないし、今後読む人に先入観を与えたくないのでやめておく。表題作以外も全て良作で、短篇集としては殿堂入り。
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特に表題作の残像はいい 表紙 6点鶴田 一郎 展開 8点1978年著作 文章 8点 内容 800点 合計 822点
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