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月と六ペンス(訳:阿部知二) 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1970/04/16 |
JAN | 9784003225424 |
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月と六ペンス(訳:阿部知二)
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商品レビュー
4.1
71件のお客様レビュー
「僕」を語り手とし、途中で人生の軌道を大きく違うものにしたストリクランドの人生を描く一作。 物語が動き始める前の部分を堪えられるかどうかが、この本の唯一の山かと思われる。 イギリス、パリ、そしてタヒチと、ストリクランドの人生を追う物語は、見たことないけど脳裏に映画のシーンが浮...
「僕」を語り手とし、途中で人生の軌道を大きく違うものにしたストリクランドの人生を描く一作。 物語が動き始める前の部分を堪えられるかどうかが、この本の唯一の山かと思われる。 イギリス、パリ、そしてタヒチと、ストリクランドの人生を追う物語は、見たことないけど脳裏に映画のシーンが浮かび上がる。絵画の知識がゼロの私でも、絵の描写が具体的で、ストリクランドの絶筆も、頭に直撃した。
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終盤近くまでは人間観察が鋭く面白いと思って読んでいたが、病気になったストリックランドが礼賛され始めたあたりで急に陳腐な感じになってがっかりしてしまった。
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「私」が画家のストリクランドの一生を追い伝記のように記した作品。ストリクランドはゴーギャンを題材にしていると言われているが全ての内容がゴーギャンに一致するわけでなかった。株式仲介人として世帯を持っていたストリクランドはある時妻と子供を捨ててフランスへと旅立ち画家として活動すること...
「私」が画家のストリクランドの一生を追い伝記のように記した作品。ストリクランドはゴーギャンを題材にしていると言われているが全ての内容がゴーギャンに一致するわけでなかった。株式仲介人として世帯を持っていたストリクランドはある時妻と子供を捨ててフランスへと旅立ち画家として活動することとなる。「私」はストリクランド夫人から説得するよう頼まれ彼の元を訪ねたことから二人の関係は続いていく。「私」の友達であった画家のストリューフェはまだ無名だったストリクランドの才能を見出し彼の世話をしていた。ある時ストリクランドが病に侵され彼の看病をするためストリューフェは自分の画廊に連れて行き妻と一緒に看病していたがその過程でストリューフェ夫人がストリクランドに恋をしてしまいストリューフェは追い出された。「私」とストリューフェは唖然としている中、ストリューフェ夫人がストリクランドに捨てられたことから自殺をしたことでストリューフェは悲嘆し本国へと帰ることとなる。 その後何年かして「私」がタヒチへと旅をした時に晩年のストリクランドを知る人たち会い彼らからタヒチ時代のストリクランドの動向を伺う。 そこまで面白い内容でもなかったし、ストリクランドにそんなに魅力は感じなかった。美術の評価ってむずかいしい。題名については、月には手の届かぬものという意味があり、六ペンスは世俗的な取るに足らぬ値打ちしかないものという意味があるらしく相反する二つが連なっていて人間どちらを取るかみたいなとこなのか
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