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終点のあの子
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2010/05/15 |
| JAN | 9784163292106 |
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終点のあの子
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商品レビュー
3.7
130件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
朱里に対して最初の章で憧れを少なからず抱いてしまったが、徐々に人間として未熟な部分が伝わってくる。しかし最後の章で本人も初めはみんなが自分に憧れるのにぼろがでて離れて言っており、私自身も朱里と接したような気分になれて物語文を読む醍醐味を感じられた。彼女以外の登場人物も個性豊かでリアリティが強く共感しやすい
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初めて柚木さんの小説を読んだ。 女子の心模様がリアルに書かれており、読みながら自然と自分の心の中にあるざらっととした部分と照らし合わせていた。 自分と他者との優劣を意識して苦しくなる。それは劣っている側だけのことではなく、優れている者の側であっても優れているがための苦悩はある。人...
初めて柚木さんの小説を読んだ。 女子の心模様がリアルに書かれており、読みながら自然と自分の心の中にあるざらっととした部分と照らし合わせていた。 自分と他者との優劣を意識して苦しくなる。それは劣っている側だけのことではなく、優れている者の側であっても優れているがための苦悩はある。人間社会に生きていればそれは必然として起こるうることなのだろう。その傾向がより強い女子社会に少々面倒臭さを感じた。
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すごく面白かった、惹きつけられて1日で読み終わった。 多感な時期の女子高生4人に焦点を当てた話。 それぞれの視点で語られていて、それぞれの悩みが葛藤が見れて面白かった。 羨ましい、憧れ、そんな気持ちを誰しも持っていると思うけれど、そんな相手にも同じように憧れや悩みがある。自分は自分でしかなくて、他の人は自分になれない。良くも悪くも自分らしさは大切だと思った。 「他人と一緒じゃだめなの?」私は、いいと思う。自分の意見を押し殺すと言う意味ではなくて、自分の意見は持ちつつも協調性は大切で主張の仕方は考える必要がある。 個人的には恭子の話が好きだった。自分の気持ちに正直になって、周りを気にせず保田さんと仲良くして欲しかったな。高校生だった時の自分も同じ立場だったら無理だろうけど…
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