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その夜の雪 講談社文庫
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その夜の雪 講談社文庫

北原亞以子【著】

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その夜の雪 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2010/05/13
JAN 9784062766494

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商品レビュー

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2023/12/05

うーん、これはちょっと…。

2023年11月読了。

「その夜の雪」の直後の物語として、連載当時執筆されており、単行本化もされたのだが、著者自身から「もう少し手直ししたい…」的な言葉が有った為に、文庫化が遅くなっていたと云う曰くが有るらしい。

そんな事情も露知らずに、かなりの意気込...

2023年11月読了。

「その夜の雪」の直後の物語として、連載当時執筆されており、単行本化もされたのだが、著者自身から「もう少し手直ししたい…」的な言葉が有った為に、文庫化が遅くなっていたと云う曰くが有るらしい。

そんな事情も露知らずに、かなりの意気込みで読み始めたのだが、ちょっと登場人物が多過ぎると言うか、人間関係が入り組んでしまい過ぎて、感情移入がしにくかった点、人が増えた分「キャラクターの設定や書き込み」が足りなく感じられる点、慶次郎さんの《物分り》がやけに良過ぎて、その後の短編で度々見せる「若くして失った愛娘への想い」と、ちょっと繋がりが合わない様に感じられる点等が有り、著者自身が「手直ししたい」と感じていたのが理解できる、非常に残念な仕上がりだった。

もちろん、そこいら辺の《『ワンピース』の様に巻数を延ばすことが至上命題の様な》「ラノベみたいに薄っぺらい中身の時代小説」等から見れば、非常に完成度は高いと思うが、このシリーズ全体のレベルが既に高いので、その分だけ損をしている印象だった。

それから「連作短編集」と「長編」は似て非なるものであって、途中で物語が若干間延びしている印象に成っているのもマイナスポイントか・・・。

何れにしろ、「慶次郎…」シリーズを読んでいて、これだけは未読という方々にはお奨めするので、是非読んで確かめてみていただきたい作品だ。

追伸:勿論、好みは人それぞれだが、某公共放送が放送した『慶次郎縁側日記』は《明らかなミスキャスト》だと、憤りと共に感じた。『三屋清左衛門…』はあんなに素晴らしかったのに…残念無念。

左衛門佐

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