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ことばと文化
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ことばと文化

鈴木孝夫(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1999/10/09
JAN 9784000923118

ことばと文化

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商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2024/01/28

『ことばと文化』(1973年、岩波新書)と『私の言語学』(1987年、大修館書店)の二作品のほか、論文1編を収録しています。 『ことばと文化』は、ことばが文化や社会とどのように結びついているのかを、具体的な問題をとりあげつつ論じている本です。異なる言語のあいだでは、それぞれの語...

『ことばと文化』(1973年、岩波新書)と『私の言語学』(1987年、大修館書店)の二作品のほか、論文1編を収録しています。 『ことばと文化』は、ことばが文化や社会とどのように結びついているのかを、具体的な問題をとりあげつつ論じている本です。異なる言語のあいだでは、それぞれの語が一対一に対応しているわけではないという議論から説き起こし、一見したところではおなじ意味に思われることばであっても、文化や社会のなかに根づいている価値観によって大きなちがいが存在することなどが、具体例を通して明らかにされています。また、日本と西欧との比較を通じて、家族を中心とする役割関係が、ひとを呼ぶときのことばに影響を落としているという著者の発見についても、比較的くわしく論じられています。 『私の言語学』は、著者自身の言語学研究の基本的なスタンスについて語られています。巻末の「著者解説」によると、「私の取り散らかした「頭の中の仕事場」を、出来る限りそのままの状態で再現」することがめざされており、西洋の言語学の成果を無批判に受け入れるのではなく、日本に暮らす著者自身にとって身近な現象から問題を発見する著者の研究姿勢が語られるとともに、そうした著者自身のユニークなキャラクターを示すエピソードも盛り込まれています。

Posted by ブクログ

2015/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自称詞・他称詞のレポートを書く際に参考として読んでみた。研究データが古くなったせいもあるけれど、ところどころ「?」と思う考察があった。(自称詞はもとは必ず卑下する言葉から来ているとか。あてはまらないものもあると思うのだが・・・。)

Posted by ブクログ

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