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うなぎ鬼 角川ホラー文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2010/04/23 |
JAN | 9784043943586 |
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うなぎ鬼
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商品レビュー
4
13件のお客様レビュー
借金返済のために、裏稼業に足を染める勝。 運び屋としての仕事をしてから、少しずつ平穏な日々が崩れていく… ストーリー展開自体はとても面白く、最後の終わり方も不気味で面白いが、もうひとひねりあると良かったなと思う。
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小説があると知らずに、マンガを読んだのが最初。 ちなみにマンガもそれぞれの雰囲気にあっていて面白い。 内容を知った上で読んでみたが、鬼畜系のこの感じ嫌いじゃない。 いや~しばらくは鰻いらないや。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
じわじわと風景が浮かんでくる文章だ。生臭い匂いが漂ってくる。安穏としたバラックの並ぶ風景を見たことがないのに、頭の中ではもう黒牟が映像としてくっきり浮かんでいて、その奥にはジトッとこちらを見る人の顔が目に残る。ゆっくりと風景を描写するのが上手い。 主人公の勝という人間は単純で前向きというバカだ。全てを信じて、裏切られると心がマグマのように憤る。それにより人も殺してしまう。純情な風を装うっているがどうしようもない人間だ。その勝を上手く使おうとしているのが千脇で、千脇はかなりやり手なようだが、読んでいる中ではどこまでが本心かわからない。汚れた仕事をしているが、それに呑まれないように自分のルールを確固たるものにしている。それは仕事のアシがつかないという利点もある。仕事の全貌が分からないので、不気味さは増している。 この小説ではタイトルにもある、ウナギという生き物を使って何をしているのかを早めに書く。それは死体を運ばせてウナギの餌にして処理しているのではないかというもので、読みながらその粘つく怖さがどうなるのか、確かめるようにページをめくる。全てに、人間の底知れない怖さがあるので、どれが真実か分からない。 秀が勝に、死体を処理するがウナギを食べさせてはいないと言っていた。これが本当のことなのか、少し気になる。あっさりしすぎているような。勝と同じように、読者も騙されているんじゃないか。秀の言っていたことが本当なら、千脇や秀の端々からでる情けの感情も本当だろうけど、終盤に尻すぼみして良い話にしようとしているのが少し気になったのでこんな風に思った。 富田は嘘が育って死んだ。千脇は勝に、嘘が育つと退治できなくなって身内で処理するしかないと言っていた。この印象的な言葉を聞いて、他の話に嘘がないとは思えない。そしてその方がホラーとして面白い。
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