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まさか!? 自信がある人ほど陥る意思決定8つの罠
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 2010/04/08 |
JAN | 9784478012284 |
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商品レビュー
3.9
20件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
米レッグ・メイソンでストラテジストとして勤務する一方、コロンビア・ビジネススクールで非常勤としても教鞭をとる筆者の著作。 一言でいうと意思決定論についての本。 ・・・ 一言でいうと「ムズかしいなあ」というのが感想。 私たちの日々は、絶えざる選択の連続であります。で、その中には大小さまざまな判断ミスがあるわけです。 そうした判断ミスについて原因と対処法を考えているのが本書。 ただ、どうも私の理解が不十分だと感じています。 当然本書は章立てもしてあるし、章の個別の事例を読んでいる瞬間は理解できます。ところが、じゃあ結局なんなの?とまとめようとすると言葉がでない。つまり自分が理解できなかったという事でしょう。 ・・・ その中でも個別で理解できた興味深い事例としては、人は直近の事例にアンカーしてしまうという例。 アンカリングというのはAnchor(錨)から来ていますが、参照指標の固定化、みたいな話です。私の個人的な例でいうといつも私は自分の給料は安すぎるとキレています。で、以前行動経済学の本を読んでいてふと気づきました。私はローカルの給与からすればまあ高めのお給金を頂戴していますが、計数管理している関係上、大まかな駐在の給与とか、ほかのローカル社員の給与(とりわけ小さい部署だと)がぼんやりわかってしまいます。すると、私は自分が(アジアの片田舎で仕事している割には)恵まれているということをサクっと忘れて、自分より給与が高い駐在や上位のローカルにアンカーししていまい、「ワシは給料が低い」と一人嘆くことになります。 つまりアンカリングとは、意図せず判断基準が引っ張られるということだと理解しています。私の勝手な理解だと「身の程知らず」とも言えます笑。 さて、そのアンカリングですが、本書では不動産売買やM&Aが例に出されています。 全く関係がない企業や事例の金額であってもその金額が当の不動産売買やM&Aに左右してしまうということです。 例えば、皆さんが5,000万円のマンション購入を検討されているとしましょう。契約当日、朝のニュースで地方の台風で農作物被害の累計額が6,000万円程度と報道されます。するとあなたは、5,000万円の予算と考えていたのに、オプションやらなんやらで、6,000万円くらいまでなら良いか、という気持ちになってしまうという事らしいです。 どうやって証明したのか良く分かりませんが、あるかも、とは思いました。 ちなみに対処法は「相手の提案のアンカーに左右されないよう、他の様々な選択肢を考慮に入れて、じっくりと考える事である」(P.52)とあります。なんだそれ? ・・・ それ以外にも、個々になるほど、と思う所は多かったです。 ・人は「一貫性」を好むため、「認知的不協和」を想像や思い込みで潰す。 ・人はストレスがかかると短期的なことしか考えられなくなる(長期的プランや展望に思いがゆかない)。 ・専門家の意見よりも、集合知による予測・見込みが正しいことが結構ある。 ・購買の現場では商品や価格ではなく、「背景」(音楽や映像)が影響を与えることがある。 ・高い相関性が見られても、それらが因果関係にあるとは限らないこと。 ・運と実力の合計がハイパフォーマーの正体。原則は平均回帰する。 てか投資会社の社員なのに最後の一つについてはアクティブ運用をけっこう否定していますね。 ・・・ ということで意思決定の本でした。 意思決定を突き詰めると、統計学と行動経済学(心理学)を勉強しないと完璧にはできませんね。 ただ、そんな完璧なミスのない人生もつまらないかもしれません。ちょっとした判断ミスやイレギュラリティーは人生のスパイスとして受け止めたい、というのが最近の私の考え。 大き目なお金の運用とか、会社の方向性を左右するとか、そういう判断をするときはこうした嗜みがあると良いとは思います。 また、会社で相手の意見を論破したい人とかは、こうした判断ミスの仕組みは勉強しておいても良いかもしれませんね。
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専門用語も多く、統計学や経済に不慣れな身には読み辛いところもあるが、巷に溢れるビジネス書や幸福指南本に対して「?」と思っていた部分が解明された気がする。何年か後に読み直して、自分が頷けるか試したい。気持ちとしては星3.5。
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意思決定のよくありがちな過ちを指摘してくれる一冊。つまるところは思い込んでしまうことの危険性が説かれている。まさか,うっかりは多分無くならない。時々は読み返して反省したい。
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