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陽の子雨の子 幻冬舎文庫
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陽の子雨の子 幻冬舎文庫

豊島ミホ【著】

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陽の子雨の子 幻冬舎文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2010/04/08
JAN 9784344414631

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商品レビュー

3.8

26件のお客様レビュー

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2023/12/24

限界を知る辛さを知っている人には、心に応える気がする。なんとも言い表せない寂しさと共にアンニュイとした気持ちになる。

Posted by ブクログ

2022/10/26

14歳の夕陽、19歳の聡の視点で交互に物語は進む。主要人物の中で一番年長なのに一番言動の幼い雪枝。だが20代それも前半の頃なんて、そんなに大人でいられただろうか。 めちゃくちゃに不幸じゃないけど、幸せだったなんて思えない過去があったこと。 特別な自分になりたくて、でも自分の限界も...

14歳の夕陽、19歳の聡の視点で交互に物語は進む。主要人物の中で一番年長なのに一番言動の幼い雪枝。だが20代それも前半の頃なんて、そんなに大人でいられただろうか。 めちゃくちゃに不幸じゃないけど、幸せだったなんて思えない過去があったこと。 特別な自分になりたくて、でも自分の限界もわかってしまうこと。 心が傷付いたこと。それを誰かに聞いてほしいこと。でも不幸自慢みたいでみっともない、そんなの自分だけじゃない、とはわかるんだけど、折り合いを付けれず、私も雪枝のように周りの人を巻き込んできた。 雪枝とそう変わらない初読時の25歳から一時、短歌を詠んでいた。 精神的に参っていた時期で心の弱りを種として、ある時自然に脳内に短歌が生まれた。この当時は意識していなかったけど、知らず知らずに雪枝に影響されたのかもしれない。 (当時百人一首や平安時代に興味を持ち七五脳になっていたのもあるかもしれないが。) 豊島さんの著作ではあまり目立たないが、思い入れのある作品。 作中の雨や夕景の雰囲気もなんとなくノスタルジックで気に入っている。

Posted by ブクログ

2019/06/22

また作家として活動してほしいと思う人です。 読むのがもったいなくて、ずっと取っておいた作品。 他の方々は、割と低めの評価ですが、私は大好きです。 今日は梅雨の週末で、外は雨が降ったり止んだり。 静かにお家で読みました。 夏のもやっとした空気感や、 現実の中で切り離されてたよう...

また作家として活動してほしいと思う人です。 読むのがもったいなくて、ずっと取っておいた作品。 他の方々は、割と低めの評価ですが、私は大好きです。 今日は梅雨の週末で、外は雨が降ったり止んだり。 静かにお家で読みました。 夏のもやっとした空気感や、 現実の中で切り離されてたような空間で 曖昧な関係と それでも地続きの現実の時間。 30歳を過ぎて、なんか変に慣れてきた部分があって、感受性も10~20代とは変わってしまったと思うけど、豊島さんのこの作品を今読めて良かった。 さみしいし、苦しいし、でもわかってる。 世の中だってとっくに詰んでることあるもんね。 小さな狭い世界で生きてて、どん詰まり感とかあるし、 でも夕陽がその世界に夕立のあとの晴れ間みたいな空気をつれてきてくれた。 汚されないし、染まらない。 よかった、ほんとによかった! 豊島さん、また帰ってきてほしいです。

Posted by ブクログ

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