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カランコロン漂泊記 ゲゲゲの先生大いに語る
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カランコロン漂泊記 ゲゲゲの先生大いに語る

水木しげる【著】

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カランコロン漂泊記 ゲゲゲの先生大いに語る

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2010/04/11
JAN 9784093881180

カランコロン漂泊記

¥550

商品レビュー

4.5

13件のお客様レビュー

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2024/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

特に戦中の壮絶な体験記が凄まじかった。凄まじい話なのに、緊張感がないようなあるような描き方で読みやすいと思ってしまった。 水木さんのマイペースさもすごかった。寝過ごして点呼には遅れ、大食いのためおかわりをもらいたくて早食いを極め、上司が弱気な発言をすれば「生きて帰るという強い意志が大事」と説く。 手を爆撃で失った後も、1日目は痛くて寝れなかったが、2日目から3日間熟睡した、ウジがわいていたものの、とても元気だった、とある。とても元気だった……ってどういうこと……?寝る力が治したと言う。 意志の力、という話の中で、生きて帰れると思ってるのは水木だけ、という話が特に印象深い。思い込もうとしているのではなく、水木さんだけ本当に生きて帰れるという前提で、過酷すぎる戦禍を生きていたみたいだ。 「私は、一番最後の不寝番で初めて、朝日の昇るのを見て、その美しさに驚き、敵中であることを完全に忘れていた。即ち『美』に見とれていたわけだ」p,70 ラーゲリから来た遺書や、夜と霧を思い出す。壮絶な状況で希望や生きようという意志の強さ、正気を持ち続けられる強さを支えるものはなんだったのだろう。 とにかくよく寝てよく食べ、理不尽なことからは逃げてきた人なのだな…と思う。 それがいちばんだいじ 言い方が正しいか分からないけれど、凄みのある、芯からの"のんきさ"は偉大だと思う。憧れる。そうありたい。 「人間なんていつ死ぬか分からんもんだ。そう思うと、毎日の『小さな幸福』といったようなものは、案外大切なものなんだ」p,191 水木さんの言として読むと、分かりきったことが結晶のように輝く。 「勇ましさのためにどんな目に遭うのか」 戦争反対

Posted by ブクログ

2024/07/27

水木サンの周りには個性の強い人が多い。 それは、水木サンの個性が 強いからこそ引き寄せてしまうのか、 それとも、出会う人一人一人の個性を 水木サンが見つけるのがうまいからなのか、 または、生きるか死ぬかの戦争で 人間としての本能がむき出しになったからこその 自我の強烈な表れを水...

水木サンの周りには個性の強い人が多い。 それは、水木サンの個性が 強いからこそ引き寄せてしまうのか、 それとも、出会う人一人一人の個性を 水木サンが見つけるのがうまいからなのか、 または、生きるか死ぬかの戦争で 人間としての本能がむき出しになったからこその 自我の強烈な表れを水木サンが目撃したからなのか、、、 いずれにせよ、水木サンと人々の邂逅が この本にはまとめられている。 出会いがあるから、 人は笑ったり泣いたり、悩んだり 成長できたりする。 限りある人生の中で、たくさんの出会いで まだ見ぬ感情を、思いを引き出していきたい。 人間関係に悩んでいても、 不思議とそう思える作品。 悩める自分に、ビビビビ ビーンと ビンタをくらわされたような愉快な衝撃だった。 (再読)

Posted by ブクログ

2024/07/04

水木しげるの半生は、先の大戦を避けては通れない。軍隊組織の規範に忠実ではない彼の価値観は、上官のビンタでしごかれ不条理に感じるも妥協はすることはなかった。そんな意固地、いや信念が彼の世界観を揺るがないものとして確立していったのだろう。忖度や妥協は決して得策ではない。そう、損得とい...

水木しげるの半生は、先の大戦を避けては通れない。軍隊組織の規範に忠実ではない彼の価値観は、上官のビンタでしごかれ不条理に感じるも妥協はすることはなかった。そんな意固地、いや信念が彼の世界観を揺るがないものとして確立していったのだろう。忖度や妥協は決して得策ではない。そう、損得というモノサシは胡乱な代物だと疑ってかかろう。そんな損得を具現化したのがあのネズミ男である。さすが。

Posted by ブクログ