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シェリの最後 岩波文庫
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シェリの最後 岩波文庫

シドニー・ガブリエル・コレット(著者), 工藤庸子(著者)

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シェリの最後 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1994/04/20
JAN 9784003258538

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商品レビュー

4.3

5件のお客様レビュー

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2020/03/08

そうかー。そうなるかー。そうなるよなぁ。 自分の今までやこれからの人生考える。若さ。老い。気概。諦め。楽しさ。ウィルス騒ぎでこんなになっている今だからこそ余計にかもしれないけど、一瞬一瞬の生き方と、その積み重ねで出来上がる2日後、1週間後、数ヶ月、数年、の肉体。精神。どう生きる...

そうかー。そうなるかー。そうなるよなぁ。 自分の今までやこれからの人生考える。若さ。老い。気概。諦め。楽しさ。ウィルス騒ぎでこんなになっている今だからこそ余計にかもしれないけど、一瞬一瞬の生き方と、その積み重ねで出来上がる2日後、1週間後、数ヶ月、数年、の肉体。精神。どう生きるか、何を大切にして生きるのか。

Posted by ブクログ

2014/09/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何もかも終わってしまった状態で、亡霊みたいな生活をした末に、自殺してしまうというシェリの最後。 前作の結末を読んだとき、いやいやこれはほんものの愛だよ!これを捨ててどうすんの!!と衝撃をうけたのですが、やはりこうなるよねというか・・この続編を読んで、あのときレアを置いて去っていったくせに、実はあの時点でシェリもこの世にひとつしかないほんものの愛をなくしていたのだなと・・ひどい結末だけどわたしはすごく好きです。 それにしても、相変わらずコレットの描く情景の美しさは比類ない。うっとりします。

Posted by ブクログ

2013/11/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

○読了したくせに、じつはよく分からなかった一冊。前半は特に主人公の気持ちがもやもやしていて、後半から孤独感が加速する感じだと思いました。 ○第一次世界大戦後のパリ。戦争から帰ってきた美貌の男シェリをまっていたのは、あまりにも変わり果てたパリの社会でした。「蒼ざめて弱々しい男」だったデズモンは事業を起こして成功を収めています。シェリを崇めるように愛していた妻は、病院で看護婦として働きつつもシェリ自身の母と金儲けに奔走している様子。 ○金儲け(利益の追求)だの享楽などという時代の流れに乗って変わってゆくなかで、自分だけが取り残されたような感覚、残酷な現実。シェリは彼らを蔑みますが、彼らが自信を獲得していくほどに自分の居場所がなくなるばかり。また、美貌をもつ彼には、老いというどうしようもない時間の流れ、思い出を引き裂いてしまうような流れへの恐怖もあったのでしょうか。 ○つまるところ、シェリという人間は、戦争によって、美貌によって、変化する社会へついてゆくことを許されなかった男といえるのかもしれません。ちょうど、少年のまま大人になってしまったような。それは宿命づけられていたといってもよいほどの、どうしようもない空虚感。 ○悲痛ではありますが、涙がでるような話ではないと感じました。だんだんと感情が消え失せていって、じゃあ幕を引こうか、という感じの、淡々とした喪失感がただよっているように思います。

Posted by ブクログ

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