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漱石文芸論集 岩波文庫
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漱石文芸論集 岩波文庫

磯田光一【編】

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漱石文芸論集 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1996/06/01
JAN 9784003101001

漱石文芸論集

¥440

商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

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2024/01/20

天才の頭の中を覗いてみたいと常々思っていて、そんな願いが叶う本な気がする。漱石がどのような態度や理論で小説を書いているのかが(全ては理解できないにしても)読めるのはありがたかった。芸術に対する考えは深く頷けるものだった。

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2020/10/07

『漱石文明論集』が非常に面白くて、続いて読んだ文芸論集は、いつか投げだしてしまったままだった。 改めて読み終えて、登録するにあたって、文明論集とのレビュー数の差にちょっと笑ってしまった。 必要があって読み返したのだが、漱石が明らかにしたいと意気込んだ「文学論」のほんの端っこを...

『漱石文明論集』が非常に面白くて、続いて読んだ文芸論集は、いつか投げだしてしまったままだった。 改めて読み終えて、登録するにあたって、文明論集とのレビュー数の差にちょっと笑ってしまった。 必要があって読み返したのだが、漱石が明らかにしたいと意気込んだ「文学論」のほんの端っこを齧っただけでも、面白い。 小説家には学問がいる。 実際的な問題を、人を描こうと思ったら、単に表現がうまければ良いというものではない。 思想が必要で、でもそれをちゃんと真として書き得ないといけない。 真ならば真で、なんでもあるがままを描写すれば良いというわけでもない。 人の心に残ること、人の心を動かすこととは何かに触れていなければならない。 一般を語るようで、でも誰かのために書くのではなく、誰かの評価を得るために書くのでもない。

Posted by ブクログ

2017/08/21

漱石の作品が本書に述べられているように理論的に著されていると思うと感慨もひとしおだ。しかしまた、東大での英文学の講義が理に走り過ぎて最初は不評だったことも頷ける。西洋文明に対する批判的態度も、実際に彼が英国留学を経験したうえでのことで、当時の多くの日本人や現在の自分などが想像しえ...

漱石の作品が本書に述べられているように理論的に著されていると思うと感慨もひとしおだ。しかしまた、東大での英文学の講義が理に走り過ぎて最初は不評だったことも頷ける。西洋文明に対する批判的態度も、実際に彼が英国留学を経験したうえでのことで、当時の多くの日本人や現在の自分などが想像しえない境地にいるからだと思える。講演録もユーモア溢れるものだったが、「道楽と職業」が最も楽しめた。

Posted by ブクログ