- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1220-03-10
カフカの“中国"と同時代言説 黄禍・ユダヤ人・男性同盟
定価 ¥3,080
770円 定価より2,310円(75%)おトク
獲得ポイント7P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 彩流社 |
| 発売年月日 | 2010/03/31 |
| JAN | 9784779115288 |
- 書籍
- 書籍
カフカの“中国"と同時代言説
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
カフカの“中国"と同時代言説
¥770
在庫なし
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
中国、中国人へのカフカの関心はジェンダー・セクシャリティの問題と密接に絡み合っている。西洋社会では伝統的に、西洋におけるのとは別様の性愛の在り方を約束する地として東洋は表象されるのが常であった。 ユダヤ人は古くから西洋社会の中で東洋仁として位置づけられていた。このユダヤ人=東洋人...
中国、中国人へのカフカの関心はジェンダー・セクシャリティの問題と密接に絡み合っている。西洋社会では伝統的に、西洋におけるのとは別様の性愛の在り方を約束する地として東洋は表象されるのが常であった。 ユダヤ人は古くから西洋社会の中で東洋仁として位置づけられていた。このユダヤ人=東洋人の規定は18世紀後半のヘルダーの民族論に端を発し19世紀全般にわたって綿々と続いてきたものである。 人種理論および性科学がブームとなった世紀転換期には、この規定が新たな局面を迎える。ユダヤ人男性は西洋の白人男性がめざすべき男性理想の対局にある非男性的なもの、すなわち女性的なものを内在させたという意味で、東洋人として理解されるようになる。 遅れてきた帝国主義国家であるドイツや海外の植民地を持たなかったハプスブルグ帝国においては、植民地主義言説は必然的に直接的な利害関係から解き放たれ、より観念的、抽象的な様相を帯びざるを得なかった。 カフカがシオニズムの条件付き肯定に転じるのは第一次大戦のあおりを受けたガリツィアの東方ユダヤ人難民がプラハに流入してきて以降のころである。カフカはその後、ヘブライ語の学習などを通じて徐徐に実践的シオニズムへの傾斜を強め、最終的に実現こそしなかったものの、パレスチナ移住の計画まで抱懐するに至る。
Posted by 
