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リーマン・ブラザーズと世界経済を殺したのは誰か
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/04/03 |
JAN | 9784062158183 |
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リーマン・ブラザーズと世界経済を殺したのは誰か
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商品レビュー
3.4
10件のお客様レビュー
10年も前の本をいまさら読んでみた。 というのも、コロナ禍にあって、日米の株価が企業業績とか、いわゆる「ファンダメンタルズ」を全く反映していないから。 株価が実態を反映していない状態を、バブルというのなら、まさに今がそれ。これから何が起こるのか?リーマン破綻時に起こったことが...
10年も前の本をいまさら読んでみた。 というのも、コロナ禍にあって、日米の株価が企業業績とか、いわゆる「ファンダメンタルズ」を全く反映していないから。 株価が実態を反映していない状態を、バブルというのなら、まさに今がそれ。これから何が起こるのか?リーマン破綻時に起こったことが参考になるかもと考えた。 で、本書には目をむくような驚きの事実はなかったのだが、「百年に一度」とか「想定外」は、案外しょっちゅう起こっていることを再認識。 日本のバブル崩壊以降でも、90年代後半の金融危機、アジア通貨危機、2000年代に入ってネットバブル崩壊、リーマンショック、本書出版以降も、東日本大震災、コロナ禍と、ぱっと思いつくだけでも百年に一度くらいじゃない頻度で危機が訪れている。 「渦中にいるとバブルはわからない」「危機は必ずやってくる」前提で、あたふたしないのが吉か。
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リーマンショック時にリーマン日本法人社長だった桂木氏の回顧録。あまり事細かに書いてないようにもみえるが、日本ではこうした類の本は出にくいので貴重。 リーマン倒産前後の対応は大分はっきりするが、何故リーマンが潰れたのかという点には正面から答えてないように思える。サブプライムローンの...
リーマンショック時にリーマン日本法人社長だった桂木氏の回顧録。あまり事細かに書いてないようにもみえるが、日本ではこうした類の本は出にくいので貴重。 リーマン倒産前後の対応は大分はっきりするが、何故リーマンが潰れたのかという点には正面から答えてないように思える。サブプライムローンの証券化と不動産バブルについては解説している。 彼にとってリーマン倒産は米政府、特に財務長官ポールソンの失敗によるところが大きいのだろう。
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後半はサブプライムの一般的な話っぽかったので、さらっと。 面白かったのは前半。 よくよく考えれば、この方は、外資系投資銀行の日本代表なので、本社の失態にはあんま関係ないんだよね。 自分の会社がなくなるかもしれない&自分の資産の結構な部分が吹っ飛ぶかもしれないという経験は中々あ...
後半はサブプライムの一般的な話っぽかったので、さらっと。 面白かったのは前半。 よくよく考えれば、この方は、外資系投資銀行の日本代表なので、本社の失態にはあんま関係ないんだよね。 自分の会社がなくなるかもしれない&自分の資産の結構な部分が吹っ飛ぶかもしれないという経験は中々あるもんじゃない。 しかも、トップとしては、潰れて終わりではなく、身売り先を探したり、身売り後も残って破産処理をしなければいけなかったりと、辛かったろうなと思う。 今は、独立系のアドバイザリー会社を営まれているそうで、一皮向けた経営者となられているのだと思う。
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