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聖餐城 光文社文庫
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聖餐城 光文社文庫

皆川博子【著】

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聖餐城 光文社文庫

1,595

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2010/04/20
JAN 9784334747565

聖餐城

¥1,595

商品レビュー

4.1

22件のお客様レビュー

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2021/11/04

分厚い単行本でかなり威圧感があったが、中だるみする事なく、最後まで一気に読めた。 歴史的な背景と多くの登場人物はノンフィクションで、戦争の経緯だけでなく、当時の風俗や経済事情なども分かって楽しい。

Posted by ブクログ

2020/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

三十年戦争のことをきれいさっぱり忘れていたので、馴染みのない地名、人名などを連発されると世界史の教科書を読んでいるようで前に進めず、最初の100頁位まで苦労した。 でも錬金術などのワードが出てきた辺りから俄然面白くなり、教科書的な記述は時々は調べ、時々は読み流し…という風にしてどんどんペースを加速させていった。 一番印象的なのは戦争の描写が見てきたような臨場感で描かれること。地理的にも年代的にも遠い世界を追体験させる文章はさすが皆川さんの一言。教科書的な記述は読者への配慮だと思うので、歴史を頭の中で整理し、理解を深めていればもっと楽しめたと思う。 正直、この物語の中であまり語られなかったこと(アディやイシュアの出生の秘密、イシュアの内面、錬金術関連…)の方に興味があったので少し物足りなさが残った。

Posted by ブクログ

2019/05/26

とても分厚いのですが、とても読みごたえがあって面白かったです。 三十年戦争は忘却の彼方でしたが、戦争によってのしあがる人、戦争で儲けようとする人、多くの人々が入り乱れていました。 中心となる、傭兵のアディとユダヤ人のイシュアの思いが切ないです。というか、イシュアがわりと一方通行だ...

とても分厚いのですが、とても読みごたえがあって面白かったです。 三十年戦争は忘却の彼方でしたが、戦争によってのしあがる人、戦争で儲けようとする人、多くの人々が入り乱れていました。 中心となる、傭兵のアディとユダヤ人のイシュアの思いが切ないです。というか、イシュアがわりと一方通行だったのですが、何故アディにそこまで…と思うと、はっきりとは描かれなかった二人の旅が尊かったのだなきっと。 「聖餐城」と「青銅の首」と、ホムンクルスのイシュアで幻想的になりそうですが、描写は現実的でした。 イシュアの兄の、シムションとバアルの会話で出てきた、「世界の富はユダヤ人のもの」という考え方すごいと思いました。タルムードが何なのか不勉強でわかりませんが、経典みたいなものなのかな。。 様々な思惑は醜い、戦争は醜い…と思いましたが、静かな最後が印象的でした。 歴史はもっと勉強しましょう。。

Posted by ブクログ

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