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星新一(下) 一〇〇一話をつくった人 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/04/01 |
JAN | 9784101482262 |
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星新一(下)
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商品レビュー
4
17件のお客様レビュー
仕事にも、富にも、名声にも、友人にも恵まれ、家族にも囲まれ、それでもなお、寂しい、誰にも理解されないって、人間の業の深さよ。
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星新一先生は、魂削って作品を作り上げてたのですね。 この本に関連する作家さんの作品も読んでみたくなりました。 ここまで調べ尽くして整理して、纏め、本にするのは とんでもなく大変な作業だったと思います。 最相 葉月先生、すごいです。
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「作家星新一の出来るまで」という前半部は 父星一が単体で非常に興味深い人物であることもあって 星新一の評伝どうこうより 星製薬にまつわる記録物語として面白い 後半「SF作家星新一を通してみるその作品」 とでもいうべき内容は 評伝として作者の背景に強く力が入っているだけに クラーク...
「作家星新一の出来るまで」という前半部は 父星一が単体で非常に興味深い人物であることもあって 星新一の評伝どうこうより 星製薬にまつわる記録物語として面白い 後半「SF作家星新一を通してみるその作品」 とでもいうべき内容は 評伝として作者の背景に強く力が入っているだけに クラーク・アシモフ・ハインラインに対する 星新一・小松左京・筒井康隆というあたりの 「時代」に対するSF評論 (以前に感想書いた福島正実『未踏の時代』と重なるところ大) であって 評伝評論事跡と作者の思いが 入り混じったものになってしまっているが しかし多くの遺品資料から広く研究され書かれていて また関係者の証言資料としても 作家星新一に対する決定版評論とまではいえないまでも 優れて書かれるべきだった作品として 高く評価されるものだと思う 単に感想としては 評伝部分については 「家で家族に仕事の愚痴をこぼす父親などいない」と書く 星新一とその父親はいわゆる常識的でなく面白いし 評論としては ショートショートという作品形式のその量ではなく 数の多さが 星新一作品の評価を難しくしているのはまったく同感であり けれど生前没後関係なく 「正しい評価」がなされたかどうかというのは 作者が言うように 評価されたがっていない作者がいるはずがなく 星新一が言ったように 売れたがっていない作者がいるはずがなく けれど死後もいつまでも読み継がれるかどうかと 「正しい評価」はまた別物であろうと とりあえず江坂遊作品を買ってみた
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