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アイヌの碑
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 1980/03/25 |
JAN | 9784022547446 |
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アイヌの碑
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商品レビュー
5
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アメリカ、カナダの先住民の歴史や現状などを勉強するにつれて、日本ではどうなんだ?という疑問がわき、積極的に最近アイヌについて読んでいるけど、この萱野茂さんの自伝は、アイヌの人たちの何代にも及んで耐え忍んできた和人による迫害、それでも失わない自分達の暮らしやルーツ、守ろうとするたたかいをやさしい言葉で、正直に綴ってある。 和人から奴隷にされた祖父のこと、和人の研究者達が先祖の遺骨や道具を研究のためだと奪っていったことなど。 萱野さんの人生に関わった人たちの個人名や迫害された人たちの名前が、細かく掲載されている。題名の通り、萱野さんはこの本を「アイヌの碑」として残している。 自分が「和人」であるという認識をはっきりもとうが、もつまいが、アイヌの人からすればそれはぱっくり割れていて、 カナダ、アメリカで先住民の人からきかれることと同じことば、 「アイヌは国を持っていた。その国から和人は土地を奪った。勝手に来て法律を押し付け、奪った。アイヌは貸し出した覚えも、差し上げた覚えもさらさらない。」 萱野さんの作品にあらわれる強い抵抗が、半ばショッキングに、自分の和人としての立場をうかびあがらせる。 遠い昔に起こったことじゃない。今だって続いている。 また北海道に行きたい。また色々話を聞いて勉強したい。
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