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わたしたちが正しい場所に花は咲かない
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 大月書店 |
| 発売年月日 | 2010/03/19 |
| JAN | 9784272430833 |
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わたしたちが正しい場所に花は咲かない
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商品レビュー
4.3
12件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
【わたしが正しい場所に花は咲かない】 アモス・オズ 著 これは名著です。「イスラエルとパレスチナ人の紛争は、宗教戦争でもないし、文化の争いでも、二つの異なる伝統の不和でもない。その家がだれのものかについての、ただの不動産をめぐる争いです」という著者の言葉を引用した本を読み、「なるほど、だから某国の元不動産王の某大統領がこの地を買うと言ったのか」と本書を読んでみました。しかし、中身は濃厚です。 著者の両親は東欧から迫害を逃れてエルサレムにきたユダヤ人で、「受けた仕打ちがトラウマになっている難民」。一方、パレスチナに住む人々も同様に迫害を逃れてきた難民であり、パレスチナ問題は「二つの被害者集団同士が争っている」状態。血で血を洗う戦いを繰り返しながら一緒にいるのは無理で、「ハネムーンの寝台ではなく、公正な離婚」をと二国家方式を訴え、国境に壁の設置も「よい垣根はよい隣人をつくる」と推奨しています。8割の人がこれに納得するはずが、いずれの側にも狂信者がいて進まず、相手の立場を考える想像力をもち、よい「妥協」を行って人命被害を食い止めるべきという考察です。 原著は2002年の「How to Cure a Fanatic(狂信者を治療する方法)」。邦訳は2010年で、邦題は冒頭の詩「わたしたちが正しい(と思っている)場所に花は咲かない」(イェフダ・アミハイ作)からで、自分が絶対的に正しいとする姿勢に警鐘を鳴らしたいという訳者の判断とのこと。 本文は3編構成で103ページと短いのですが、どこにもある差別、抑圧、狂信主義などを洞察し、惨事、例えば火事があった際には、逃げるのでもなく、投書を書くのでもなく、ティースプーンであっても水をかける行動をとることを促しています(スウェーデンでは本書が高校の教科書となり、実際に「ティースプーン教団」が設立されたようです)。「今日のお昼は何を食べようかな」ばかり考えている自分とは違う深い思索に目が覚める思いでした。
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パレスチナ問題をどのように考えるか。現地に生きるユダヤ人として語られる言葉には、外野の評論家や思想家からは出てこないリアリティと迫力がある。現実に目を向けて、何が問題なのかを見極めることの重要性。訳文は小慣れないが、鋭い指摘・分析が多数ある。アモス・オズが生きていたら、今のイスラ...
パレスチナ問題をどのように考えるか。現地に生きるユダヤ人として語られる言葉には、外野の評論家や思想家からは出てこないリアリティと迫力がある。現実に目を向けて、何が問題なのかを見極めることの重要性。訳文は小慣れないが、鋭い指摘・分析が多数ある。アモス・オズが生きていたら、今のイスラエルのガザ攻撃に対して何というだろう。
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腕力や武力を使う理由は二つだけです。自己防衛と自由のためだけです。もしだれかがわたしを殺そうとしたら、戦います。だれかがわたしを奴隷にしようとしたら、戦います。 これ以外の理由では、ぜったいに戦わない。領土拡張のための戦争も、資源獲得のための戦争も拒否する。いわゆる国家利益のため...
腕力や武力を使う理由は二つだけです。自己防衛と自由のためだけです。もしだれかがわたしを殺そうとしたら、戦います。だれかがわたしを奴隷にしようとしたら、戦います。 これ以外の理由では、ぜったいに戦わない。領土拡張のための戦争も、資源獲得のための戦争も拒否する。いわゆる国家利益のために戦うことは拒否します。 ー 103ページ 究極の悪は戦争ではなく侵略なのです。 ー 55ページ イスラエルとパレスチナ人の紛争は「宗教戦争でもないし、文化の争いでも、二つの異なる伝統の不和でもない。その家がだれのものかについての、ただの不動産をめぐる争いです」 ー 9ページ
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