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長谷川りん二郎画文集 静かな奇譚
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長谷川りん二郎画文集 静かな奇譚

長谷川りん二郎【著】, 土方明司【監修】

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長谷川りん二郎画文集 静かな奇譚

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 求龍堂
発売年月日 2010/03/31
JAN 9784763010124

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商品レビュー

4.4

5件のお客様レビュー

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2025/07/29

キャンバス生地を浮かび上がらせたぼてっとした味わいの風景画、静物画なのだが、このシュールともいうべき静謐さはなんだろう。モランディに似ているが、それよりも荒い感じがさらに惹きつける。対象の命をそのまま写し取っているかのようだ。

Posted by ブクログ

2011/06/25

いやあ、なんとも。この猫が。 ヒゲが片方にしかないのは、必ず見ながら描くこの方、これを描くのに何年?もかかり、その間にこの猫が死んでしまって、描けずに終わってしまったから、らしい。 愛された猫。 この長谷川さん、探偵小説もお書きになるんですね、読んでみたくなりました。

Posted by ブクログ

2011/06/23

長谷川潾二郎--明治37年、函館生まれの画家。遅筆・寡作で、画壇ともあまり関わらず、存命中から物故者と誤解されたこともある。兄は『丹下左膳』の林不忘であり、他の兄弟も文芸に才があったそうだ。潾二郎自身も地味井平造の名で小説を書き、江戸川乱歩に認められていたそうである。 実物を見...

長谷川潾二郎--明治37年、函館生まれの画家。遅筆・寡作で、画壇ともあまり関わらず、存命中から物故者と誤解されたこともある。兄は『丹下左膳』の林不忘であり、他の兄弟も文芸に才があったそうだ。潾二郎自身も地味井平造の名で小説を書き、江戸川乱歩に認められていたそうである。 実物を見ないと描けない人だったそうだ。表紙の猫の絵は片方ヒゲがない。猫が同じポーズを取るのを待っているうちに、猫が死んでしまったらしい。 静謐な風景画は、夕暮れのかくれんぼを思い出させる。隠れているうち、みんな帰ってしまって1人になったときの不安。懐かしくどこかシュールな。 静物画の陶磁器やガラスに映り込む、窓の影が美しい。 個人的には『木と鳥』の絵が一番好き。次が『窓とかまきり』。 絵に加えて、エッセイも収録されている。写生の際の通行人との会話など、何気ない一コマのスケッチが独特の味わいを醸し出している。 今年、大規模な回顧展が巡回で開かれているが、本書はその公式図録ともなっているそうである。 『静かな奇譚』というタイトルがいい。 *この人の絵を見てみようと思った直接のきっかけはテレビの『日曜美術館』だけれど、そのまたきっかけは新聞の書評で、でもその書評に目が行ったのは、そもそもたなぞうで見かけたから。というわけでThanks to Tanazouです。 *中学時代の友人には久生十蘭がいたという。 *地味井平造っていうのは、江戸川乱歩みたいに、「ジミー・何とか(何だろ?)」のもじりなのかな・・・? 

Posted by ブクログ