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ルポ 戦場出稼ぎ労働者 集英社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2010/03/16 |
JAN | 9784087205367 |
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ルポ 戦場出稼ぎ労働者
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
2007年〜2008年ごろのイラクの戦場で働く民間人労働者の様子を、実際に現場の一員として働いて体験した上でのルポ。貴重な情報だと思います。非常に興味深く読みました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2010年刊行。戦争の民営化というのは、マクロの視点では「戦争の経済学」等でも論じられている。本書は、イラクでの人質経験のあるジャーナリストが、「戦争の民営化」の典型たる民間軍事会社に関わる一労働者となって「潜入取材」し、戦後イラクをミクロの視点からレポートする。凡百の戦場体験談とは異質なレポで、某氏による「現代ワーキングプアの『希望が戦争』」との叙述がいかに空虚・空論であるか、を迫力ある生々しい叙述で描く(ただし、某氏とは真意を異にするが、著者も同種の主張を展開)。例えば、着弾の説明箇所がそれ。 しかも、着弾現場にいた人といなかった自分の体験とを冷静に比較できている点も、レポートの良質性を担保するものであろう。また、戦後イラクの混乱が単なる宗教的対立ではなく、むしろ、米軍の利権にありつけたものとそうでないものとの対立というのは、現地の対立構図を直接見聞しないと判り得ないのではなかろうか。著者に対する匿名の批判があるようだが、批判する側が恥かしくならないのか、と思わせるような、ジャーナリスト魂に溢れる一品である。
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現地の様子が知りたいために、現地で労働をするとは、作者のジャーナリスト魂には頭が下がる。 だが、本文での作者の主張には全く同意できない。 内容が合っているか不安だが、下記のようなものである。 ・イラクに行くことは、自国民の迷惑となる ・戦場で働くという選択肢もこれから出てくる...
現地の様子が知りたいために、現地で労働をするとは、作者のジャーナリスト魂には頭が下がる。 だが、本文での作者の主張には全く同意できない。 内容が合っているか不安だが、下記のようなものである。 ・イラクに行くことは、自国民の迷惑となる ・戦場で働くという選択肢もこれから出てくる これから先、戦場で働きたいという者は確かに出てくるとは思うが、少数派だと思う。 イラクに行くことで、周りに迷惑をかけるというのは、その通りだと思う。家族に作者のような思想を持つ者がいれば、気が気でない。自分の思いもよらないところで迷惑をかけているかもしれないという見方も必要だ。
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