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教育再定義への試み 岩波現代文庫 社会199
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2010/03/18 |
JAN | 9784006031992 |
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教育再定義への試み
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子どもが本来持ち合わせている、教育を跳ね返す力 正義と多数によってなされる教育に、どう抗うか そもそも、なぜ勉強しなければいけないのか なぜ生きなければいけないのか なぜ人を殺してはいけないのか そんな根源的な問いに対して、向き合うことから逃げてはいけないし、逃げる必要...
子どもが本来持ち合わせている、教育を跳ね返す力 正義と多数によってなされる教育に、どう抗うか そもそも、なぜ勉強しなければいけないのか なぜ生きなければいけないのか なぜ人を殺してはいけないのか そんな根源的な問いに対して、向き合うことから逃げてはいけないし、逃げる必要もないし、そんなことを疑問に思っている自分を変だと思う必要はまったくなくて、思うこと自体が至極当然で自然なことであり、その問いに、もうろくしてまでも向き合っていくことが大切なんだよ、という筆者からのメッセージがあったように思う。 子どもが、生き物として抱く感情、情動、思考 それらを、現代の「教育」というものが、いかにないがしろにし、矯正し去勢してしまっているのか。 読み終えてから結構経ってしまっているので、いろんな思いを書き漏らしてしまっているが、子どもから見たこの世界の無理矢理感のようなものに遭遇した時の、理不尽で意味不明で頭ごなしで不思議で哀れで冷めたような感覚を忘れたくないと思ったし、とはいえ、そういう社会に翻弄されながら生きている自分の滑稽さに同情しつつも、子どもたちの持っている力を、できる限り侵さない大人でありたいと思わされた一冊だった。 読始不明 2024.2.13 読了
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難しい。最近読んだ本が殆ど実学系のものばかりだったからか、この本は本当の評論という感じがしてとても難しい。学者、しかも哲学者の著作という感じ。自分の問題を作る、という一節があった。その方が学校の成績は良くなるとも書いてあった。著者もそこには反対の考えを述べている。これも今から20...
難しい。最近読んだ本が殆ど実学系のものばかりだったからか、この本は本当の評論という感じがしてとても難しい。学者、しかも哲学者の著作という感じ。自分の問題を作る、という一節があった。その方が学校の成績は良くなるとも書いてあった。著者もそこには反対の考えを述べている。これも今から20年以上前の本であることを考慮すると、この国では教育も殆ど変化ないんだな、と思う。 自分で問題を発見し、仮説・検証を試み、解決の方向へ進めていく力、これは自分で切り拓き、身につけていくしかないのだろう。教育という言葉はどうも上からの施しのように聞こえて気持ち悪いが、自己教育とか訓練という言葉に置き換えて試行錯誤の中から自らの血や肉にしていきたいし、子供達にも勉強とはそういうものだ、ということを経験を通して実感していってもらいたいと思う。
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