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超旋刺と臨床のツボ-鍼灸問わずがたり
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超旋刺と臨床のツボ-鍼灸問わずがたり

首藤傳明(著者)

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超旋刺と臨床のツボ-鍼灸問わずがたり

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 医道の日本社
発売年月日 2009/07/01
JAN 9784752911210

超旋刺と臨床のツボ-鍼灸問わずがたり

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2010/05/01

首藤傳明先生は、伝統鍼灸学会の会長や、経絡治療学会でも役を務める先生で、鍼灸界では知らない人がいないくらいの先生です。私も鍼灸学校の学生のときに、首藤先生の治療院に3日ほど見学をさせてもらいに行ったことがありますが、先生を慕い、先生の治療を受けにやってくる患者さんはとても多く、朝...

首藤傳明先生は、伝統鍼灸学会の会長や、経絡治療学会でも役を務める先生で、鍼灸界では知らない人がいないくらいの先生です。私も鍼灸学校の学生のときに、首藤先生の治療院に3日ほど見学をさせてもらいに行ったことがありますが、先生を慕い、先生の治療を受けにやってくる患者さんはとても多く、朝から夕方までひっきりなしにやってきます。毎日の患者さんの数は、先生自身の技術とお人柄によるたまものだと思います。また、これだけ毎日臨床をしていれば、臨床家としてたくさんのものを患者さんから教えてもらっているのだろうと、医道の日本や講演会で聞くお話の裏にある経験の裏づけを、首藤先生の鍼灸治療院で目の前で見せていただきました。 首藤先生には既に『経絡治療のすすめ』 首藤傳明著 医道の日本という本があり、これは、脉診を学び始めた人の入門書として広く読まれています。『経絡治療のすすめ』 首藤傳明著 医道の日本の出版から長い月日が経ち、ようやく記された待望の書が、『超旋刺と臨床のツボ』です。  この『超旋刺と臨床のツボ』は、タイトル通り、首藤先生が臨床の中で編み出した「超旋刺」という刺鍼技術の解説と、臨床でよく使われるツボのお話がメインとなっています。特に臨床のツボの解説はとても面白く読むことができます。ツボのお話しといいますと、よくあるのは病名とツボをつなげたものと、ツボの位置が書いてあるものだと思います。本書はそういった基本的なことはもちろんのこと、まず秀逸だと思うのは、取穴方法がイラストでしっかりと図示されていることです。例えば二の腕にあるツボを取るときなどは、手を回外にしているか、回内にしているかで、位置が全く違ってきます。こういったずれが起きないように注意が必要ですが、普通の本に書いてあるようなツボの位置だけでは、取穴に自信が持てないものです。このあたりの不安を本書は解消してくれます。次に本書が優れている点は、臨床家として首藤先生が経験してきた一つ一つのツボの特長を、先生の体験談を交えながら分かりやすく述べているところです。首藤先生は、現在でこそ経絡治療の先生ですが、臨床家としてスタートしたばかりの頃は、澤田流を臨床の支柱にしていた方ですので、おそらくたくさんのツボを臨床の中で使ってきたのだと思います。そういった経験から気づいたツボのお話しは、経験の浅い新米鍼灸師はもちろんのこと、経験を積み重ね始めた頃の臨床家にもとても役立つことばかりです。  その他治療院経営のお話しなどもあり、本書は首藤先生の臨床経験の集大成となっています。とても分かりやすく、読みやすい本ですので、臨床家として一読しておく価値はあるかと思います。

Posted by ブクログ

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