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減点されない英文解釈 大学受験
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商品詳細
内容紹介 | //付属品~別冊付 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 学研教育出版/学研マーケティング |
発売年月日 | 2010/03/01 |
JAN | 9784053030146 |
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減点されない英文解釈
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減点されない英文解釈
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英文和訳問題において、正しい答案作成のために必要な力を「語彙力」、「文法・構文力」、「文脈把握力」、「日本語表現力」に分けて、だいたい3~4行くらいの文30以上について、構文の解説やポイントとなる文法・語法・指示語の解説、そして「100%目標訳」、「60%ぎりぎり合格訳」、「0...
英文和訳問題において、正しい答案作成のために必要な力を「語彙力」、「文法・構文力」、「文脈把握力」、「日本語表現力」に分けて、だいたい3~4行くらいの文30以上について、構文の解説やポイントとなる文法・語法・指示語の解説、そして「100%目標訳」、「60%ぎりぎり合格訳」、「0%ぜったいダメ!」の訳例を示したもの。最後の章では「文構造理解のための重要例文」として、かなり初歩的でオーソドックスな句や節についての解説がある。 たぶん高校2年生くらいのレベルを想定している感じはあるが、そのレベルなら「この訳だと何点で…」のようなことを考えるよりは、ちゃんと基本を押さえて目標訳を作れることを考えるべきだと思う。特に「0%ぜったダメ!」という訳が載っていて、要するに構文が取れていないで適当に日本語に直してつないだような訳文が載っていたりするが、わざわざ誤答になる不自然かつ不正確なプロセスを無理やり考えないといけないというのは時間の無駄だし、正しい解釈をする上でもあんまり良い影響がないのではないかと思う。おしい訳とか、構造は取れているのに、細かいところをミスして結局点数がなくなる、のような例えばp.81に載っているような「0%」を見てみるのは意味があるのかもしれないが、それももっと英語の学習が進んだ人向けで良いのではないだろうか、と思った。誤答を示すならば、解説中に「~という訳はしないように」などの注意で十分。わりと「助動詞have過去分詞」とか「付帯状況」とか「仮定法の定型表現」とか、なんか独立した文法項目を説明している箇所があって、これじゃほとんど文法の参考書と変わらなくなってしまう。もっと「読解のための文法」にフォーカスする構成にする方が良い気がする。さらにこの手の本では仕方ないのかもしれないけど、もう少し話の続きとか前後が分からないとしっくりこない、という文も多い気がする。 「語彙力」をはじめとして4つの力がまず「診断」できるとか、面白い工夫はあるのだけれど、そもそもそんな4つに力が分類されるものなのか分からない。ただ30強の文を訳して「0%訳」を無視して読めば、わりとお手軽に基礎的なことは分かる(気になる?)という点では、良いのかもしれない。(19/06/12)
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