アンブレラ・アカデミー ～組曲「黙示録」～ 書籍扱いC

ガブリエル・バー(著者), 金原瑞人(訳者), ジェラルド・ウェイ(原作), ジェームズ・ジーン

• 販売会社／発売会社: 小学館集英社プロダクション
• 発売年月日: 2010/03/29
• JAN: 9784796870689

商品レビュー

2010/08/26

ついろぐによると、購入日の翌日書籍のタイトルを出している。買ったその足でばばっと読み切った記憶があるから、読了日はおそらくたぶんだいたい5/24。

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それから少しアンブレラアカデミーがどういうものか調べてたんだけど、衝動買いをしてらっしゃる方が多いことを知る。で私の感想といえば特に何も感じなかった。好きとか嫌いとかじゃなくて。あやしい傾向です。あーでこーでっていうのをこれから消化しつつ考えるとなると、人様にいわせたら好きっての
/ http://twitter.com/t_marcia/status/14751283141 ----- ----- -----

例えば攻殻機動隊を初めて読んだときにどうだったのか。特別感情が沸き立つわけでもなく、でもまぁだいたい画面に圧倒されて、そこから自分とう人間が何らかの言葉を口に出さないといけないときに引用してみせたりする。相手は引用だって知らないから、またこいつ頭がおかしいことを言い始めたとなる。これはエリザベートのDVDを手に入れた時と同じように、私という人間がバージョン2.0に書き換えられてしまうのである。自分の中のスタンダードとして上書きに今も至る。今回に限った話をすれば、今後何らかの創作をする場合に、表向き分かりづらく、もしくは形として表れないものを（伏線という意味でなく）大きな力、抗いがたい物として使うのではないだろうか。

画面のことについても触れておく。アメコミになれているわけではけしてなく、むしろはじめて購入したのに間違いはないけれど左閉じも絵面も思いの外なじんだ。ファミ通やそういった雑誌の、文字通り中央部を飾る漫画がそうだから、という可能性もなくはないかもしれないけれど。

2010/06/19

各楽章のタイトルがすごくカッコイイ。ワタシが好きなのは、

BABY,I'LL BE YOUR FRANKENSTEIN（第４楽章）
「ねぇ、わたしあなたのフランケンシュタインになるわ」

FINALE OR,BROTHERS AND SISTERS,I AM AN ATOMIC BOMB（最終楽章）
「フィナーレ、あるいは兄さん、姉さん、わたしは原子爆弾なの」

なんだか心がゾクゾクした。
エッフェル塔に始まりエッフェル塔に終わる、哀しい家族の黙示録。
実写映画は作らないでほしい。

2010/06/06

*えり*
随所にセンスの素晴らしさがうかがえる作品でした。
うおーっセンスいい！！とジタバタしました。
スーパーヒーローの物語ですが、個人的には「家族」の物語としての側面が強かったように感じました。
色々と歪んでる「家族」に、ドキドキゾクゾクしました…
続編にも期待！