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人間らしさとはなにか? 人間のユニークさを明かす科学の最前線
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人間らしさとはなにか? 人間のユニークさを明かす科学の最前線

マイケル・S.ガザニガ【著】, 柴田裕之【訳】

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人間らしさとはなにか? 人間のユニークさを明かす科学の最前線

定価 ¥3,960

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 インターシフト/合同出版
発売年月日 2010/03/10
JAN 9784772695183

人間らしさとはなにか?

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みんなの感想まとめ
  • 人間らしさ
  • 科学的探求
  • 脳神経科学
  • 哲学的視点
  • 自我の形成
  • 無意識のメカニズム
  • 共感力の核心
  • 想像力と進化
  • チンパンジー比較
  • 知的興奮を呼ぶ

人間らしさについての問いを脳科学の視点から深く掘り下げた本書は、科学と哲学の交差点に立つ作品です。著者は脳神経科学の第一人者として、脳の機能や進化の過程を通じて「人間とは何か?」というテーマに挑みます。特に、分離脳の実験を通じて自我の形成や合理性の再考を促し、我々の行動の背後にある無意識のメカニズムを明らかにします。また、チンパンジーとの比較を通じて「人間ならでは」の特性を探り、共感力や想像力が真の人間らしさの核心であることを示唆します。各章で扱われるテーマは多岐にわたり、科学的知見をもとにした新たな視点が提供されます。知的興奮を呼び起こす一冊であり、初めて脳科学に触れる読者にも多くの学びをもたらすでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2022/02/02

「池田信夫」 著者は脳神経科学の第一人者であり、特に分離脳の研究者として知られる。彼の行なった次の有名な実験は、脳科学の入門書によく出てくる: 分離脳の患者の視野をまん中で仕切って右と左が別々に見えるようにし、右目(左脳)にはニワトリの足先を見せ、左目(右脳)には雪景色を見せた。...

「池田信夫」 著者は脳神経科学の第一人者であり、特に分離脳の研究者として知られる。彼の行なった次の有名な実験は、脳科学の入門書によく出てくる: 分離脳の患者の視野をまん中で仕切って右と左が別々に見えるようにし、右目(左脳)にはニワトリの足先を見せ、左目(右脳)には雪景色を見せた。そのあと別の絵を見せて、患者に先ほどと関係のある絵を選ぶようにいうと、右手(左脳)でニワトリ、左手(右脳)でシャベルを選んだ。そこで仕切りをとって、患者に「なぜニワトリを見てシャベルを選んだのか?」と質問すると、「ああ単純なことです。ニワトリ小屋を掃除するにはシャベルが必要だから」と答えた。(本書p.415) この患者の言語中枢は左脳にあるので、右脳(左目)が雪景色を見たことを知らない。右脳(左手)は雪景色を見てシャベルを選んだのだが、それを知らない左脳は、ニワトリとシャベルを結びつける物語を咄嗟につくったのだ。しかも患者には物語をつくったという意識がなく、「私の行動の理由は私が知っている」と主張した。 このような実験例は多く、夢も左脳がランダムな記憶を無理やり奇妙な物語に編集したものと考えられている。右脳が感じるばらばらの感覚を左脳が「私の感覚」として統合する機能が「自我」の意識を生み出し、行動の整合性を生み出しているのだ。脳が分離している患者も自分が2人いるとは感じず、すべて「私の行動」だと考えている。 「人間が合理的である」というデカルトの仮説は、脳科学の実験では否定されている。それどころか「我思うゆえに我あり」という場合の「我」が実在するかどうかも疑わしい。ただ生存競争では、敵に襲われたとき右脳と左脳が別々に指令を出したら死ぬだろう。だから1000億のニューロンを1人の<私>として統率する感覚は、進化の過程で形成された辻褄合わせの機能と考えられる。 合理性とは、このような進化上の要請から作り出された物語であり、辻褄が合うというだけなら宗教も科学も同じく合理的だ。近代社会では、工学的に応用可能な実証科学の合理性が特権的な地位をもったが、今では脳科学にみられるように、自然科学の多くは素朴な合理主義を否定している。しかし経済学は、いまだに合理的個人というフィクションにしがみついている――まるでニワトリをシャベルと結びつける患者のように。

Posted by ブクログ

2019/02/21

かなりのページ数で読み進めるのに時間はかかったが、退屈することなく最後まで読み終えられた。 『わたしはどこにあるのか』『脳の中の倫理』とはやや趣が異なり「人間と他の異性物との違い」をテーマに脳の側面から人間らしさを掘り下げていく。また人間と芸術の関係、他人の情動を感じる機能など...

かなりのページ数で読み進めるのに時間はかかったが、退屈することなく最後まで読み終えられた。 『わたしはどこにあるのか』『脳の中の倫理』とはやや趣が異なり「人間と他の異性物との違い」をテーマに脳の側面から人間らしさを掘り下げていく。また人間と芸術の関係、他人の情動を感じる機能など、あまりガザニガらしくないとも思える視点があってこれはこれでおもしろい。 なぜ「私」は他者と区別できるのか、といった話題もかなり読めた。ただし社会性にはあまり触れていないところが不満といえば不満。 美とは何か?「今、ここ」という動物的な中核意識から、どのように延長意識や自己認識が発達したのか? おぼろげながらも答えらしきものが見えつつあるのがよく理解できた。 https://twitter.com/prigt23/status/1098531498439860224

Posted by ブクログ

2017/05/02

大御所ガザニガによる脳科学の最前線の包括的な概論書、集大成という感じかな? もちろん、タイトルの「人間らしさとはなにか」という問いにストレートに、そして多面的に答えようという野心的な作品でもある。 最近、脳とか、進化心理学関係の本を何冊か読んだので、ものすごく新鮮というこ...

大御所ガザニガによる脳科学の最前線の包括的な概論書、集大成という感じかな? もちろん、タイトルの「人間らしさとはなにか」という問いにストレートに、そして多面的に答えようという野心的な作品でもある。 最近、脳とか、進化心理学関係の本を何冊か読んだので、ものすごく新鮮ということもないのだけど、いろいろなところで読んだことが統合されていく面白さというのはある。 初めてこういうのを読む人は、新しいことがいろいろ学べて面白いだろうなー、と思う反面、本が分厚いわりには、一つ一つのトピックがかなり早いテンポで説明されていくので、読んでかなり難しいだろうな。2~3冊、この類いを読んでから、挑戦する必要があるだろう。

Posted by ブクログ

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