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幸田文 季節の手帖
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 平凡社 |
| 発売年月日 | 2010/02/19 |
| JAN | 9784582834666 |
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幸田文 季節の手帖
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幸田文 季節の手帖
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商品レビュー
3.9
9件のお客様レビュー
筆者の幸田文さんの目線の細かいこと。特に父親と娘に向けた視線は暖かく、また微に入り細を穿つといった印象。 下戸なのにこんなに酒のことを語れるのはやはり本人の言う通り、父の記憶と密接に紐づいているからだろう。 私はなんとなく夏の描写がいちばん好きだ。生命の陰影も濃い感じがする。 昭...
筆者の幸田文さんの目線の細かいこと。特に父親と娘に向けた視線は暖かく、また微に入り細を穿つといった印象。 下戸なのにこんなに酒のことを語れるのはやはり本人の言う通り、父の記憶と密接に紐づいているからだろう。 私はなんとなく夏の描写がいちばん好きだ。生命の陰影も濃い感じがする。 昭和の空気を濃密に感じる。昭和の初期から終わりまでを過ごした人というのはやはり現代人とは違う逞しさがあると思う。 年表を見ると、幼い内に母が亡くなり、2年後には姉も亡くなり、弟も成人前に亡くなりと、幸田家の不幸が立て続けで悲しくなった。加えて文さんまでチフスに感染しているので父親は気が気じゃなかったろうなと思う。全快の後に修善寺での梅の話があるが(木の雪)、夢中で梅を褒める娘を見て父親も安心したろうと勝手に想像した。綺麗なもの見ると元気出るからね。 風の記憶の竜巻の描写、最初くねくね的な何かかと思った。 あと緑蔭小話のホラー感なに!?随筆じゃないの!!??
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幸田文 著&青木玉 編「幸田文 季節の手帖」、2010.2発行。露伴が娘文に言った次の言葉が味わい深いです。「咲いた花のまえには蕾がある。蕾のまえには芽だちから蕾までの美しさがある。その美しさを知ってのち、裸に枯れた冬の感興もわかる。冬のひそまりを理解して更にのち、なにもないただ...
幸田文 著&青木玉 編「幸田文 季節の手帖」、2010.2発行。露伴が娘文に言った次の言葉が味わい深いです。「咲いた花のまえには蕾がある。蕾のまえには芽だちから蕾までの美しさがある。その美しさを知ってのち、裸に枯れた冬の感興もわかる。冬のひそまりを理解して更にのち、なにもないただの「土」というものをおもう境涯が出て来る。」冬のひそまりを感じる感性、いいですねw。
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いろいろな媒体から集められた、季節にまつわる随筆集。ふだんの生活の中で周囲をよく観察したり、子どもの頃を思い返したりしながら四季の情景、情感が綴られる。そうそう、言葉にするとそんな感じだった・・・と共感するところもあれば、このひとならではの感じ方もある。 どれもしみじみしながら読...
いろいろな媒体から集められた、季節にまつわる随筆集。ふだんの生活の中で周囲をよく観察したり、子どもの頃を思い返したりしながら四季の情景、情感が綴られる。そうそう、言葉にするとそんな感じだった・・・と共感するところもあれば、このひとならではの感じ方もある。 どれもしみじみしながら読めるが、やはりいまの季節のものがとくべつよくひびく。「雪の匂い」「山茶花」などがよかった。
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