神待ち少女

黒羽幸宏【著】

• 販売会社／発売会社: 双葉社
• 発売年月日: 2010/02/21
• JAN: 9784575301915

商品レビュー

2016/11/08

何かで見て読みたかった本。ちょっと前の本だけど、今もこんな子たちいるんだろうか。親が悪いからこういうホームレスみたいな暮らしをしなきゃいけないのか。ほんとこういう生活をしていて、将来どうなるんだろう。普通に家庭を持つ生活なんてできないだろうと思う。男の方も最低。なんかでもこの書いてる人があんま好きになれないというか。思ったほど面白くなかった。

2016/07/04

文句なしの星5。
すごいリアル。
やっぱり、基本的には親に問題がある場合がほとんどだった。
ネグレクト。ギャンブル。小5で、ご飯なくて、お金もなくて、給食費も払ってくれないから、給食食べるなって先生からも怒られ、友達からもいじめられて。ある日家に帰ったら、お母さんが知らない男に立ちバックされてる。お腹が空いて、死んじゃうから、神待ちする、とか。そりゃそーだよなって。かわいそうすぎて怖い。
やっぱり、無償の愛だなって。うん。

2015/12/01

今でも時々見かける、一時期やたらと見かけた「神待ち」のルポです。
神待ちをしている少女とそれを取り巻く環境、そして神になる男たちについて。
コギャル時代より、質の悪い状態になってるのかなという印象でした。
少女たちは結構ろくでもない家庭環境ばかりです。
大体親がろくでもないっていうパターンですけど。
神になる男も結構ろくでもなくて、本文中でもひどくろくでもない男が紹介されていました。
なんというか、こういう人たちはどの時代でも一定数存在するんだろうなとは思います。
ただ、昔の様に自分の体を売って稼ぐのではなく、体も心も売らずに施しを受けようとするパターンが主力になってたんだなと。
今は、どうなっているのかはわかりませんが、こういうのが世間の闇なんでしょうかね。