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少年少女古典文学館・21世紀版 近松名作集 18
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2010/02/17 |
| JAN | 9784062827683 |
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少年少女古典文学館・21世紀版
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学生時代歴史のテストでよく見かけた近松門左衛門さん。 名前だけはよく知っているのに、曾根崎心中っていうこと以外 全然知らなかったので、知識として読んでみた。 文楽や歌舞伎の演題として書かれた話なので仕方がないのかも しれないけれど、主人公の男性が女や金にだらしなさ過ぎて げんな...
学生時代歴史のテストでよく見かけた近松門左衛門さん。 名前だけはよく知っているのに、曾根崎心中っていうこと以外 全然知らなかったので、知識として読んでみた。 文楽や歌舞伎の演題として書かれた話なので仕方がないのかも しれないけれど、主人公の男性が女や金にだらしなさ過ぎて げんなりした。でも、今も少なからずあることなんだろうか。 先日まで読んでいた本が文楽がテーマで 女殺油地獄というタイトルだけで圧が強いものの 話が出てきて興味がわいた。 男が油売りの女を刺して、女が油の中をすべり のたうちながら死ぬ様子。その後、油と血が混じった 血だまりを慌ててかけて去る男。 本物の血みどろの争い。 放蕩息子の阿保さにあきれるしかなかった。 全編を通して、江戸の善人の義理堅さには驚く。 ほんとにここまで人情に篤かったんだろうか。 だとしたら、現代までに変わりすぎてしまったのだな。 ちょっと悲しい。
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