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お寺の経済学 ちくま文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2010/02/12 |
| JAN | 9784480426772 |
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お寺の経済学
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
お寺の置かれている文脈がよくわかって、かなり面白かった。 ・お寺は江戸時代にキリスト教の弾圧のために、戸籍に所属寺を登録させる檀家制度が導入され、競争することなく信者が確保された。 ・本山から末寺まで格付けされて国家の管理がされることで安定収入は得たが、布教の必要がなくなり、骨抜...
お寺の置かれている文脈がよくわかって、かなり面白かった。 ・お寺は江戸時代にキリスト教の弾圧のために、戸籍に所属寺を登録させる檀家制度が導入され、競争することなく信者が確保された。 ・本山から末寺まで格付けされて国家の管理がされることで安定収入は得たが、布教の必要がなくなり、骨抜きにされた。 ・明治時代に入って法的には檀家制度がなくなり、お寺は単に惰性で墓の管理だけをすることとなった。 ・そこで、仏教にはない現世利益を押し出す新興宗教が勢力を増してきた。 ・檀家との繋がりが弱い寺は葬儀の主導権を、葬儀屋や石材店に奪われ、派遣で読経をするだけに成り下がった。 ・宗教法人が免税されている理由は、政教分離により国が補助金を出さない代わりに国の管理が及ばないこと、布教、魂の救済、教育などの公益性の高さの2点からである。 ・惰性で墓の管理をしたり、マンション寺のようなお寺はそもそも公益性を失っており、免税される理由を失っている。 ・お寺は、檀家がなくなりつつある今、本来の目的である魂の救済に力をいれなければ行けないのではないか。
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2010年(底本2005年)刊。 著者は慶応義塾大学商学部教授。 表題に「経済学」とあるが、お寺事業の社会的・利用者目線の効用分析を示すわけではない。とはいえ、仏教思想を議論するというわけではない。 本書は、仏教活動の歴史的経過と現行制度(税務面を含む法制度)、あるいは現代での利用者の意識変革を踏まえつつ、お寺の事業体(表向き非営利が基軸だが、それに限られず、黒に近いグレーゾーンは数多)の特徴を解説し、その上で未来像を素描する書である。 仏教の宗教的行動・活動に関する歴史的な経過に相当の頁を割いている。確かに、宗教行為は歴史的な経過を経て現代に至っていることからすれば、これを無視すべきでないことは明らかだし、叙述自体はなかなか面白いが、正直、こちらが期待した内容とは違ったかもしれない。 一般に信教の自由⊃宗教的活動の自由とされる中、信教の自由を錦の御旗に立て、宗教活動を行う組織体を監督する権限をどこにも持たせていない。 にもかかわらず、信者から受け取る布施や預かり資産が多額であったり、税務上の優遇措置、つまり非課税対象が広範囲で認められている。 そのため、税務当局ですら把握できない資産につき、その管理がブラックボックス化し、ひいてはこの制度を悪用する者の跳梁跋扈を防ぎ得ていない。 これが仏教を含む宗教団体の社会的な問題意識の最たるものではなかろうか。 しかし、実のところ、どのようにバランスをとるべきかという理念も、具体的な対応策も見出せているわけではなく、本書もそういう意味ではそれほどの内実を感じるわけではない。 なお、本書で最も興味深い記述は、沖縄内の仏教・寺の在り方、その特異性である。ウチナンチューの史的展開も踏まえるので、トリビアは多い。
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一般人からすると、不明瞭にも思えるお寺の資金源や経済体系を、過去、仏教が歩んできた経緯をたどることで、いかに合理的なシステムであったかを知ることができた。 経済学という俯瞰で捉える視点が新鮮であり、他の仏教解説本にはない切り口。墓質や葬式仏教と揶揄される、現在の日本仏教。これは...
一般人からすると、不明瞭にも思えるお寺の資金源や経済体系を、過去、仏教が歩んできた経緯をたどることで、いかに合理的なシステムであったかを知ることができた。 経済学という俯瞰で捉える視点が新鮮であり、他の仏教解説本にはない切り口。墓質や葬式仏教と揶揄される、現在の日本仏教。これは、日本人の宗教観が抱える潜在的な問題。 生々しい具体的な金額や暴露話はないが、日本人であるなら一読の価値はある。
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