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15歳の東京大空襲 ちくまプリマー新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2010/02/10 |
| JAN | 9784480688323 |

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15歳の東京大空襲
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15歳の東京大空襲
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商品レビュー
4.2
12件のお客様レビュー
戦争の中での少年の視点を通じて、東京大空襲の実態とその影響が描かれています。登場人物である半藤一利が自身の体験を語ることで、当時の一般市民の心情や生活の変化がリアルに伝わり、読者はその状況を身近に感じることができます。文章は平易で読みやすく、悲惨な状況を描きながらも、半藤の独特な文体が軽やかさを持たせています。戦争の悲劇だけでなく、そこから生まれる人間の強さや希望も描かれており、単なる記録にとどまらない深いメッセージが込められています。中高生にも手に取りやすい内容で、歴史を学ぶ上でも重要な一冊となっています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
半藤一利著『15歳の東京大空襲(ちくまプリマー新書 ; 129)』(筑摩書房) 2010.2発行 2021.1.22読了 概要 昭和十六年、東京下町の向島。いまや少年少女も戦士となり、すべてが戦争にくみこまれる激動の日々が幕をあけた。本書は、戦時下に必死に生きた一少年が、何を...
半藤一利著『15歳の東京大空襲(ちくまプリマー新書 ; 129)』(筑摩書房) 2010.2発行 2021.1.22読了 概要 昭和十六年、東京下町の向島。いまや少年少女も戦士となり、すべてが戦争にくみこまれる激動の日々が幕をあけた。本書は、戦時下に必死に生きた一少年が、何を考え、喜び、悲しみ、どう生きぬいたかの物語である。 感想 太平洋戦争の最中、子どもは子どもを辞め、「少国民」と呼ばれる戦士となった。兵隊さんのために工場で働き、女性は竹槍を持ち、町では憲兵が目を光らせていた。子どもが子どもでいられないのが戦争だと知った。 私は「戦士」という言葉を見て、「進撃の巨人」を連想した。エレンは15歳で調査兵団に入隊している。戦時下においては、子どもも大人も関係ない。皆否応なく巻き込まれてしまう。そしていま、平和という言葉が戦争と戦争の間のことを指す意味に成りつつあるのが悲しい。 https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010747960
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半藤一利さんの子供時代、どんなふうに日本が戦争に突き進み、そして半藤少年がどのように巻き込まれて行ったのか。 とてもわかりやすく一般市民の空気感がどう変わっていったか、半藤少年の目を通して記録されている。 半藤さんのこの聡明さ、飄々とした感じ、お父様の影響を相当受けられていたんだ...
半藤一利さんの子供時代、どんなふうに日本が戦争に突き進み、そして半藤少年がどのように巻き込まれて行ったのか。 とてもわかりやすく一般市民の空気感がどう変わっていったか、半藤少年の目を通して記録されている。 半藤さんのこの聡明さ、飄々とした感じ、お父様の影響を相当受けられていたんだなと思う。 お父様が、戦時下においても相当リアリスト。 東京大空襲のときも、さっさと必要なことだけ言ってそれぞれで逃げるのもすごい。 平易な文章で書いてあってすごく読みやすく、悲惨な話なのにカラッとした半藤さんらしい文体のせいかすいすい読める。 中高生にも読んでもらいたい一冊。
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本書は私が大好きな故半藤一利氏の15歳にして体験した生の戦争体験である。同氏が11歳にして始まった太平洋戦争。真珠湾奇襲攻撃によりアメリカとイギリスに対しての戦争が始まる。連合艦隊から飛び立つ戦闘機や爆撃機が次々と真珠湾に停泊するアメリカの艦隊を海底に葬っていく。その後もマレー半...
本書は私が大好きな故半藤一利氏の15歳にして体験した生の戦争体験である。同氏が11歳にして始まった太平洋戦争。真珠湾奇襲攻撃によりアメリカとイギリスに対しての戦争が始まる。連合艦隊から飛び立つ戦闘機や爆撃機が次々と真珠湾に停泊するアメリカの艦隊を海底に葬っていく。その後もマレー半島における山下奉文の率いる日本軍はイギリスを駆逐し、日本の連戦連勝に国民も湧き立つ。その様な中で少年期を過ごした半藤氏。 当時の少年たちの遊びや友との交流風景、大人たちを見る目など、半藤氏自身が感じた思いを記憶を辿り文字にしていく。太平洋戦争開始前も大陸では中国との争いが既に始まっていたが、まだ国内は平和ムード、昭和初期の賑やかで長閑な風景がそこには広がっている。開戦後も勝利が続くうちは未だ食べるにも然程困らず、少年たちは元気に遊んでいる。やがておかしくなり始めるのはミッドウェー敗戦後と、開始わずか半年足らずで日本は徐々に下り坂を転げ落ち始める。実際に当時の少年たちや、大人たち日本国民には真実が知らされず、後になって歴史が紐解かれてから真実を知るのであろう。だが着実に暗いムードは国民の間に広がりつつある。鉄製品や銅の回収により、学校の二宮金次郎像は撤去され、ベーゴマは陶器に代わる。白いご飯は麦飯に代わる。そして学業さえも工場での勤労に代わる。外来語の排除により、野球のストライクも「正球」になる。全てが変わりゆく時代において、少年が何を感じどの様に生き延びたか。半藤氏の目を通した映像、耳から聞こえてくる言葉、脳裏に浮かんでくる不安や反発などが文字に起こされていく。 特に昭和19年以降は日本の状況は末期に近く、何をするにも全てが戦争中心に動いていく。兄弟も母親も疎開により離れ離れになった上、翌20年3月10日に東京大空襲を迎える。東京の向島に暮らしていた半藤氏は正に最も被害の大きい、東京の下町でそれを経験する。東京大空襲については様々な本でその被害の大きさや悲惨さを知ることが出来るが、そこに生きて走り抜いた少年がその目で見た真実、浮かび上がる感情をただ想うそのままに表していく。 そして戦後。アメリカの占領下にすぐに慣れていく国民生活。その様な中でもアメリカに対して持った感情は体験した半藤氏始めとする罹災者にしかわからないものであろう。 既に半藤氏は亡くなられ、本人の想いや言葉は残された書籍からしか拾い上げる事は出来なくなった。私は一ファンとして子供になった同氏とベーゴマの土俵越しに向き合い、戦争は大人たちに任せて遊んでいる様な感覚に陥る。亡くなった同氏に出会える一冊である。
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