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はじめてのアメリカ法 Inspiring American Law
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 有斐閣 |
| 発売年月日 | 2010/02/13 |
| JAN | 9784641048041 |

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はじめてのアメリカ法
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商品レビュー
4.1
8件のお客様レビュー
タイトルが「はじめてのアメリカ法」だったので、基本的な法体系が書かれていると思ったら、具体的な判例を基にアメリカの法とはどのようなものであるか、ということを紐解いていくものであった。いきなりの具体例に初めは戸惑ったが、日本の法律の大陸法と、アメリカやイギリスの英米法(判例主義)の...
タイトルが「はじめてのアメリカ法」だったので、基本的な法体系が書かれていると思ったら、具体的な判例を基にアメリカの法とはどのようなものであるか、ということを紐解いていくものであった。いきなりの具体例に初めは戸惑ったが、日本の法律の大陸法と、アメリカやイギリスの英米法(判例主義)の違いがわかるにつれ納得がいった。 日本では法を語ること=規制であるが、アメリカでは自由を語ることである。 日本とアメリカの法に対する考え方の違いがわかって良かった。
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アメリカの裁判で思い浮かぶのがマクドナルドのホットコーヒーでやけどをした女性がマクドナルドを訴えて億単位の賠償金を取ったというニュースだ。これだけが独り歩きしてアメリカの法律はめちゃくちゃだなというイメージに一役買うこととなった。 しかし、その後の展開があった。著書でも言及...
アメリカの裁判で思い浮かぶのがマクドナルドのホットコーヒーでやけどをした女性がマクドナルドを訴えて億単位の賠償金を取ったというニュースだ。これだけが独り歩きしてアメリカの法律はめちゃくちゃだなというイメージに一役買うこととなった。 しかし、その後の展開があった。著書でも言及されているが、確かに懲罰賠償として270万ドルを認めたが、その後、懲罰賠償を減額して48万ドルにして、しかも裁判官が両者に和解を勧めて、金額は、40万ドルだったと言われているそうだ。 このヤケドをしたステラ・リーベック(当時79歳)の女性は、一生跡が残るほどの大やけどを負った。著者も述べているが、まねてやけどをして賠償金をせしめようなんて甘いことは考えない方がよいと指摘している。注に書かれているが、弁護士に成功報酬としてわたるのは3分の1で、原告が全部もらえるわけではない。それにすべすべのお肌を傷つけてまで、金を取ろうなんて割の合わないことだ。 アメリカやイギリスの場合、日本や日本がお手本とした欧州と違って、判例法主義が取られている。著者が指摘しているが、条文よりも先例としての判決が法と考えられているとある。その上、日本と違って契約に厳しい。「まあまあ、そこを何とか」なんて言う一昔前まで通用していた暗黙の了解は通用しない。 日本と違ってアメリカの場合、個人の名前が法律の教材に実名表記されている。先に挙げたマクドナルドの裁判でも実名が載っていた。そこは考え方の違いか。 違うと言えば、アメリカの場合、訴訟から始まり和解交渉に入るとある。その理由には、次の2点があると著者は述べている。 1. 訴訟提起では、費用が多くかからない 2. 訴訟を提起すると開示(Discovery) という手続きに入る。そこで双方が必要な情報を提出する。 2に関しては、以前は紙でやっていたので大変だったと聞いたことがある。今では、e-discoveryというコンピュータを利用した情報収集をするようになり、人間がやるよりも必要な書類を絞り込んで見つける手間が省けるようになっている。 具体的な例が載っているので、ただ条文が並んでいるだけの本と違って読みやすいかな。
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法律の本なのに教科書的ではなく読み物として完読できてしまう良作。コモンローとエクイティローの変遷や陪審員制度と裁判員制度の違いについて非常にわかりやすく説明されており、理解が深まった。国際契約を見る機会がある人にとってはかなりオススメの一冊。
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