家庭科のおさらい おとなの楽習12

現代用語の基礎知識【編】

• 販売会社／発売会社: 自由国民社
• 発売年月日: 2010/02/10
• JAN: 9784426105174

商品レビュー

2018/07/31

役に立つ情報が満載だが、一読ではとても覚え切れぬ…。困ったときに使わせてもらおう。そんな主夫の友的存在である。

2014/01/20

自分でごはんをつくったり、洋服や住まいケアしたりするために必要な意識。学校では教えてくれないような豆知識が多い。それが、いま、とっても役に立つことがわかります。食品の選び方、保存の仕方、知らなかったことがたくさんです。
最近、なるべく地産地消を目指して近場で生産されたものを買おうとしています。しかし、加工食品はどこで作られた食材かわからない。添加物については、もう少し深く調べてみたい。
この本が家庭科のおさらいという名前なのは、あまり納得できない。調理と被服、住居のおさらいならまだいいけど、そもそも習っていないことはおさらいではない。家庭科はもっと多岐に渡る分野。食と被服、住居だけというイメージは古いし、家庭科＝家事という感じで、そんなイメージを払拭する本であってほしかった。育児、高齢者、消費や環境、家族など、正解がないことも多い。それを伝え、広めるような本に家庭科を名乗ってほしいです。
家に洗剤がたくさんあり、1本で済めばいいのにと思っていたので、重曹水とクエン酸水を使ってみようと思う。台所、お風呂、トイレと使える！これで収納もすっきりする。重曹水は、ぬるま湯250mlに重曹大さじ1を溶かし、スプレー容器に入れて使う。油汚れ、手垢、湯垢に使える。クエン酸水は、クエン酸小さじ1、水200mlを混ぜ、スプレー容器に入れて使う。水垢、石鹸カス、尿、雑菌の繁殖を抑える。掃除が楽しくなるようなスプレー容器を探そう！

2010/06/08

中学でやった家庭科の授業の内容、覚えていますか？

…私は、正直ね、正～直に言うと全く覚えていない｡

ナップサックを作ろうが(ダサい)、針刺しを作ろうが(ダサい)、ブラウスを作ろうが(ダサい)、調理実習をしようが(不味い)、今の自分にその経験は何一つ生かされていない、そこまでやって何も覚えてないって事はないだろう,、と自分でも思うが、本っ当に何も覚えていなくて自分で自分に引いた。
それは一体何故か｡
家庭科の授業と言うのは授業内容よりもそれ以外の精神的苦痛を強いられた記憶が自分の中で勝っていたからではないか｡
きっとそうだ、そうに違いないと、理由にするに辺り私の駄目駄目な人間性を気付かれぬよう尤もらしい肉付けをしよう｡
それに辺り今、家庭科の授業を思い出していたのだが、内容よりも不快で灰色な学生生活が真っ先に浮かび脳が思い出すのを拒否しだした。
その中でも特に嫌だった事柄をあげよう。

・意地悪な家庭科の教師(嫌みなオバサン多し)、
・実生活では何の使い道もないナップサックやブラウスを作らされ期限厳守、でなければ学期終わりの通知表にて実力行使に出る、という無言の圧力
・不器用な私は周りの女子との差を攻められ「もっと丁寧に出来ないの？」と叱られ、悔しい思いをした。
・小さな反抗を起こすのだ！革命だ！ゲバルトだ！とプリントの提出をストライキ｡すると通知表に可愛らしいあひるさん｡
・仲良くもないクラスメイトと無理やり組まされ協力を押しつけられる調理実習｡しかも材料費は自分負担ってどういうことですか。
…等々｡
あ、やっぱりこれが原因だわ。

ほつれたズボンを一人で縫えますか？
とれたボタンを正しくつけられますか？
お米の炊き方知ってますか？
美味しいみそ汁の作り方、コーヒーやお茶の淹れ方は知ってますか？
洗濯機の使い方は？
包丁の使い方、野菜の切り方は？

当時は誰かがやってくれるばかりで、覚える必要がないと思っていた事柄を、数年経って実践する身になった今、「アレ？これ、どうやってやるんだ？」「どうしよう？」などと悩む事もあるのでは｡

今更誰にも聞けない常識的な知識をさらっと知れる素敵な一冊。
これは絶対オススメです！！