1,800円以上の注文で送料無料
暗渠の宿 新潮文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-01-05

暗渠の宿 新潮文庫

西村賢太(著者)

追加する に追加する

暗渠の宿 新潮文庫

定価 ¥440

385 定価より55円(12%)おトク

獲得ポイント3P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2010/01/28
JAN 9784101312811

暗渠の宿

¥385

商品レビュー

3.8

101件のお客様レビュー

レビューを投稿

2026/08/30

今回もしっかりしょうがねえ男でよかった。 「けがれなき酒のへど」の、だまされた後いろんな風俗や飲み屋に行って、最終的に東南アジア系の立ちんぼすらいなくなってオロオロするところがいい。こういう夜ってどうしてもどうしても満たされないことは分かっているのに、とにかく人のぬくもりを求め...

今回もしっかりしょうがねえ男でよかった。 「けがれなき酒のへど」の、だまされた後いろんな風俗や飲み屋に行って、最終的に東南アジア系の立ちんぼすらいなくなってオロオロするところがいい。こういう夜ってどうしてもどうしても満たされないことは分かっているのに、とにかく人のぬくもりを求めてしまうんだよな。酒も入っているし。そういう本当に情けなくて本当に論外な男のある部分を書いてくれるのってこの人だけだなと思う。 多分この人はすごく臆病で、でも女性になめられたくないという虚栄心だけはあって、性欲が強くて要領が悪くて、で、それを自分でしっかりと理解していながらも、あくまで作中の人物はそれを俯瞰しないところがよいと思った。 作者≒主人公ではあるものの、作者は語り部として徹底して俯瞰していて、主人公は何もわからずただ踊っている。

Posted by ブクログ

2026/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あの、喫茶店で見た男はえらかった。よくぞ怒らなかった。彼にしてみれば怒る私の方が不思議なのに違いない。だから女と仲むつまじく旅行する資格も赢ち得たのであろう。おれはダメだ。もうこうなればやることのみやり遂げ、さっさと消えた方が自分の為でもある。

Posted by ブクログ

2026/06/21

この本には「けがれなき酒のへど」「暗渠の宿」の2作が入っている。まず1作目は主人公が貧困と寂しさから風俗通いにはまり、尽くした挙句、お金を取られてへこむ話、こういうと語弊があるかも知れないが、こういう仕事をしている女性に本気になり騙されるって、なんて馬鹿な男だなと、しみじみ思った...

この本には「けがれなき酒のへど」「暗渠の宿」の2作が入っている。まず1作目は主人公が貧困と寂しさから風俗通いにはまり、尽くした挙句、お金を取られてへこむ話、こういうと語弊があるかも知れないが、こういう仕事をしている女性に本気になり騙されるって、なんて馬鹿な男だなと、しみじみ思った。2作目は「暗渠の宿」でこちらは、主人公が女性と同棲しながら、敬愛する作家の供養に励むが、不安定な収入の中、新居探しに苦労したり、女性に暴言や暴力を働いたりする。彼にとっては藤澤清蔵という作家の全集刊行を含む供養が最も大事なことで、恋人との生活はあまり重視していない。この2作品で著者は女性に愛情や誠意を求めているが、彼自身は自分勝手で女性を大事にせず、やりたい様にやっている。作家の供養という生きがいは分かるが、その為に他人を犠牲にしても良いという身勝手さは、理解しがたいものだと思った。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品

履歴をすべて削除しました