世界一の！「超楽」マラソン練習法 ド素人でも4か月で4時間が ド素人でも4か月で4時間が切れるスゴ技40

小谷和彦(著者), 金哲彦(著者)

• 販売会社／発売会社: 大和書房
• 発売年月日: 2010/01/23
• JAN: 9784479391975

商品レビュー

2018/08/30

46歳のプチメタボなサラリーマンが、4ヶ月でサブ4達成した秘訣、と言われれば、ちょっと助平心も湧こうってもんでしょ。
シューズを作って届くまでは、生活習慣に補完運動、コース作りに日誌作成と確かに念入り。足首の柔軟性の為の「ストレッチボード」なんて、初めて聞いた。だけど、実際に走り始めてからは、ハイ、コレは無理…メニューや心得は満載だけど、具体的なフォームや呼吸法、手足の動かし方は別の本見てね、ってスタンスなのかな。
ただレース前日から当日、レース直前、レース中、レース後の記述はさすが臨場感タップリ！

2014/01/13

□どちらかといえば運動は苦手
□「走る」なんてツライだけだ
□でも、一生に一度ぐらいはフルマラソンを走ってみたい
□走るなら、苦しまずに走りたい
□しかも、欲張りなことに「３時間台のタイム」を出したい
□でも、練習時間は多くとれない
□おまけにスパルタ練習なんで絶対いやだ！
□カッコよくゴールして、同僚や家族、恋人に見直されたい！
□結果、自分の中で自信を取り戻したい
□「この年齢からだって進化できる！」という証が欲しい

まさに、この本の冒頭にあるアンケートにほぼすべて当てはまった僕であるが、初めは10分、１〜２キロ走っただけで息があがってたのが、本書を教科書に環境を整え、ぼちぼちトレーニングに励んだところ、ハーフマラソンを気持ちよく完走できるまでになりました。
本番は来月の東京マラソン！　結果はさて？！・・・w

2013/08/06

2013年8月6日読了。金哲彦監修による、メタボ気味のTVプロデューサーが初挑戦時6時間を超える完走タイムからフルマラソンでサブ4を達成した、がんばり過ぎないマラソン練習法。既存のマラソン練習法が「いかに苦しみに耐えて走力を上げるか？」「いかに怪我を予防しつつ、長距離の練習を走りきるか？」「ランナーがとるべきレシピは？」など、「できる人」に向けたストイックなものに偏りがちだという問題意識から実体験を元に書いた本というが、ランナー人口が増えた現代ではそんなこともないのでは？だが、深夜まで仕事・付き合いで趣味で深酒、などの生活を変えずに（正確には、走っているうちに自然とリズムが変わってくるが）サブ4達成とは、スゴいことではあるが、一方で誰でも達成可能なことでもあるのだな。本番でラクするために準備をがんばる、練習をラクにするために筋肉を鍛える、など。「ずぼら」を活かすメソッドというのもなかなか面白いものだ。