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スロウハイツの神様(下) 講談社文庫
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スロウハイツの神様(下) 講談社文庫

辻村深月【著】

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スロウハイツの神様(下) 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2010/01/14
JAN 9784062765572

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スロウハイツの神様(下)

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商品レビュー

4.4

1257件のお客様レビュー

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2026/03/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

めちゃめちゃ良かった、泣いた!! 1つの家に暮らす登場人物の背景や個性が丁寧に描かれていて、それぞれに愛着が湧く。 そして伏線回収のされ方や、見えない部分での物語の交差が美しい…!! 公輝のあの事件後、2年も廃人になっていた彼に光を与えたのが、環だった。彼女の純粋で切実な想いとそれによる行動。そしてそれを知って、自分が出来る精一杯を陰ながら行動に起こして環の生活に光を与えていたのが、公輝だった。 会ったこともない人気作家に、そして自分の存在を伝えることができない一人の少女への純粋な愛情が、ここまで双方に活力を与えてくれるのかというのにも心打たれた。 そして、思いもよらない再会による「お久しぶりです」という一言が後に引っ張られながらも、共に暮らしを交えた時間を経て、全く違った捉え方をされる形で、再度使われる。 再会後の自然な流れに思えたメールでのやりとりや、一緒に住むことになったこと、同居の中で明らかに他の入居者とは違うお互いの特別な想い合い… そして、公輝の偽物により公輝が傷つくことを避けるために、隠れて自身の身を粉にして代替案に行動を移す環の姿に、めちゃめちゃ好きじゃんと胸を打たれた。 あのトラウマになったシーンを想像して環が急いで家に駆けつけ、公輝の前で初めて涙を見せながら、ただただ相手のことだけを想う言葉を洩らす姿を、真っ直ぐ見つめて言葉を返し、頭に手を添える公輝。目の前で自分を想って涙を流す相手こそが、10年前にまさにその状況から救ってくれた相手だということも知っていたのかと思うと…!! 環がアメリカに行くのも、あの時の公輝を救ったのが「アカデミー賞を取った日本人俳優」だったことがキッカケで、書くのが大好きなことはもちろんだが、人生を前に進める最も影響のあるものが、環にとってはコウちゃんなんだと。 そして、実は環をキッカケに執筆再開の要になった「マディ」は、まさに環を想ってつくられたキャラクター。日本で別れる前も、マディのつけている指輪を想起する宝石の指輪をつけた指を公輝の前に出すことも躊躇っていたくらい純粋な想いを持つ環が、この作品の実写映画の脚本家としてコウちゃん本人からアメリカに逢いに来てオファーをもらえるという最期。そして再会の言葉は、「お久しぶりです」。 あらゆる物語のテーマは、結局愛だよね。 はぁ、めちゃくちゃ良かった。

Posted by ブクログ

2026/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

上巻であんなにも楽しくて平穏だったスロウハイツに次々と変化が。え、それも伏線だったの?の連続。見事。終始あまり感情を見せないと思っていたコーキの後半の激情に心打たれた。スーと正義はお互いに自立した姿で、よりを戻してほしかったな、環とエンヤの心からの再会をみたかったな、という気持ちもちょっぴり。でも全体的に満足のいく結末だった。全員が大成して、それぞれの幸せを掴んでほしいな、と描かれていない行く末を願う作品。

Posted by ブクログ

2026/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

登場人物がみんな魅力的で、ほんとに最高なストーリーです。ありがとう辻村深月先生… チヨダ・コーキは全部知っていたんだね。 「お久しぶりです」で涙が出ました。

Posted by ブクログ